清明(せいめい)4/5~4/19
その名の通り、天地がすがすがしく明るい空気に満ちるとき。4月5日頃です。
今回のテーマ:ブラインド・窓ガラスの掃除・お手入れ方法
いよいよ暖かくなり花も咲いて気持ちのよい季節です。
窓をきれいに、インテリアも春にふさわしく模様替え。
季節の変わり目は、雨が降り、風が吹きます。特に冬から春にかけては太平洋側で南からの暖かな風が吹きつけ、ほこりや花粉を飛ばします。窓ガラスやブラインドなどをきれいにして、気持ちよく爽やかな初夏を迎えましょう。インテリアも春向きの明るいものに。
光が明るくなり、窓ガラスの汚れが気になる季節。
春の明るい光が射し込むようになると、窓ガラスの汚れが目立ちます。窓ガラスをきれいにしましょう。もし掃除の日が選べるなら、おすすめは晴れた日より曇りの日。なぜなら、晴れた日は光がガラスに反射してガラス面の汚れ具合がよく見えません。逆に曇りの日は、汚れが見えやすくなります。
窓ガラスをきれいにするには、市販のガラスクリーナーが役立ちますが、昔からいわれているように、古新聞が“クリーナー”として役に立ちます。面倒な手間もありません。まず水に濡らした古新聞を用意し、これでガラス面を拭きます。その後で、濡れていない古新聞で水気を拭き取ります。これで完了!新聞のインクが汚れを吸収してガラスをきれいにしてくれるのです。
ブラインド用ブラシが便利です。
ブラインドにも羽根面にほこりが付いて汚れています。きれいにしたいのですが、羽根の数が多く、また羽根の腰がすぐ折れてしまうので、一枚一枚拭いていくのはとても大変です。そこで羽根を閉じ、裏にダンボールやベニヤなどの薄い板状のものを当てて拭くと、羽根が折れず、力を入れて拭くことができます。
また、古い軍手を雑巾代わりに使う方法もあります。薄いビニール手袋をした上から軍手をはめ、そのまま中性洗剤を薄めたぬるま湯に浸けて拳を握るようにして絞り、その指の間に羽根を挟んで横に滑らせば、数枚が一度に拭けます。同じように一度に何枚も拭けるように工夫されたブラシもあります。ぜひ使ってみてください。なお、ブラインド掃除はガラス面を汚すこともあるので、ガラスの掃除の前にしましょう。
一度に複数枚の羽根が拭けて便利な専用ブラシもあります。
MMブラインドクリーナー(株式会社テラモト)
複数のブラインドを一度に拭けます。
※ご紹介している便利ツールについては2014年1月時点のもので、変更になる場合がございます。
春のインテリアはこうして明るく。
季節に合わせて、インテリアも模様替えして気分を一新しましょう。そのポイントは、色と素材です。テーブルクロスやクッション、ラグなどのファブリック類は、毛足が長く深みのある暖色系のものから、さらっとした感触で淡いパステル調のものに替えましょう。ランチョンマットも同様です。小物にガラスのものを加えると、光の美しさが増し、明るいインテリアになります。
思いきって家具の配置を替えるのも、春を楽しむインテリアづくりのポイントの一つです。移動しやすいパーソナルチェアはもちろん、時にはダイニングテーブルも光が楽しめる窓辺に近づければ、光を楽しむインテリアに変身します。
アルミサッシは交換することができます。
アルミはサビに強いと言われる材料ですが、白い斑点ができたり粉を吹いたようになるなど、腐食することがあります。いったんこのようになると、元のきれいな状態には戻りません。また、何重構造にもなった壁や床、屋根に比べ、窓はガラスだけで外気に接するため、最も熱の出入りの激しいところです。高い断熱性能を持った窓に替えれば、美しさだけでなく少ないエネルギーで夏涼しく、冬暖かな家にすることができます。
アルミサッシの交換はリフォームで手軽にできます※。その一つの方法が、既存の枠を残して、窓ガラス部分(障子と呼ばれる可動部)だけを交換するもの。工事手間がほとんどないので、すぐにできます。また、窓枠をはめ込んだ外壁を窓枠の周囲でカットして、そこに新たにサッシをはめ込むものもあります。外壁と窓枠の隙間を埋めるだけで左官、塗装工事がないので、こちらも短期間で取り替えが出来ます。
※なお、マンションの場合は管理規約の確認が必要です。
サッシの交換
:費用相場(サッシ代込み) 50,000円/窓~
※ 条件などによって金額が異なることがございます
- 【 春 】
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