窓のリフォームが、家の住み心地を大きく変える!

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知って得する!知って安心!リフォームの裏ワザFile No.18 窓リフォーム知って得する!知って安心!リフォームの裏ワザFile No.18 窓リフォーム

外壁は何重構造にもなっていますが窓はガラスだけ。この“弱点”の克服が住まいを快適にします

明るく、風通しの良い住まいにしたいと思えば、窓の数が増え、その面積も大きくなります。
ところが、夏に外から熱が入ってくるのも、冬に暖気が逃げていくのも、その多くが窓からです。
窓のリフォームが、暮らし心地を大きく改善します。

複層ガラスのサッシでも不十分です

住まいの外壁が、外壁仕上げ材・断熱材・下地材・内装仕上げ材というように、何重にもなっているのに比べて、窓はガラスだけ。エアコンなどを動かして室内を快適にしようとしても、夏は窓から外の熱が入り、冬は窓から室内の熱が逃げていきます。サッシ枠の中に、空気層を挟む2枚のガラスを入れた「複層ガラスサッシ」も増えてきましたが、それも十分とはいえません。「アルミサッシ+単板ガラス」の窓を熱が出入りする度合いを100とすると、この「アルミサッシ+複層ガラス」は71.4。約3割を減少させるにとどまります。

出典:『省エネルギー住宅』全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)

窓の弱点は「枠」。ガラスと共に枠も検討

意外と大事なサッシ選び。

どうして窓がそれほど弱いのか。それは材料のガラスやサッシのアルミ枠が熱を通しやすい材料だからです。熱の通しやすさを「熱伝導率※1という単位で示しますが、常温で比較すると、ガラスは1、アルミニウムは236、空気は0.0241となっています。木材は0.15~0.25、発泡ポリスチレン(いわゆる発泡スチロール)が0.03。断熱材に使われるグラスウールも0.05程度です。※2

この数字をみても分かるように、ガラスはグラスウールの20倍も熱を通しやすく、アルミニウムに至っては、さらにその236倍も熱を通しやすい物質です。

そこでアルミの枠を、室内側を樹脂とした「アルミ樹脂複合サッシ」に替えて、複層ガラスにすれば、先ほどの、「アルミサッシ+単板ガラス」の窓を熱が出入りする度合いを100とした場合との比較では、53.5と約半分にすることができ、断熱性能が大きく向上します。アルミを一切使わない「樹脂サッシ」や「木製サッシ」にすれば、さらに高い断熱性能が期待できます。

※1熱伝導率
ある物質において1℃の温度差がある場合に、1秒間にどれだけの熱量が移動するかを示した数値。小さいほど熱を通しにくいといえる。

※2出典:『理科年表』国立天文台編 2012年版

Low-E複層ガラスとはどんなガラス?

Low-E複層ガラスも検討したい。

複層ガラスの一面に特殊な金属膜を貼って断熱性や遮熱性を高めたガラスがLow(ロー)-E(イー)複層ガラスと呼ばれるもので、「断熱型」と「遮熱型」の2タイプがあります。最近では、新築住宅に多く使われるようになっています。

「断熱型」は室内側のガラスの外側(空気層に面したところ)に特殊金属膜を貼ったもので、主に室内の熱が外に逃げるのを防ぎます。「遮熱型」は、室外側のガラスの内側(空気層に面したところ)に特殊金属膜を貼ったもので、主に外から入る熱を遮断します。「断熱型」は直射日光の差し込まない北面の窓に、「遮熱型」は南や西側の、夏に厚い日差しの差し込む窓に有効です。

後からフィルムを貼ったり内窓を設置するだけでも効果は大

市販のフィルムも効果を期待できる。

現在の窓に後から貼ることができる「遮熱フィルム」も市販されています。これは、日差しを遮ることで冷房効率を高めようというもので、自分で貼ることもできます。

ほとんどの場合、断熱効果は持っていないので、もっぱら夏場の対策用となりますが、最近では、断熱効果を持たせたものも製品化されています。これなら、冬場も室内の熱が逃げにくくなるので、効果を発揮します。

また、「住宅エコポイント」の対象となることで話題を呼んだ樹脂製の枠にガラスを一枚はめこんだ内窓を取りつけることも、断熱効果を高めます。窓の形状にもよりますが、ほとんどの場合、特別な工事なしに取り付けられるので、工事は「1窓1時間程度」といわれています。これも手軽に窓の断熱性を高める方法です。先ほどの「アルミサッシ+単板ガラス」の窓を熱が出入りする度合いを100とした比較では、「アルミサッシと単板ガラス+樹脂内窓と複層ガラス」では、35.7まで大きく下げることができます。

住宅エコポイントの発行対象となるリフォーム工事の着手期限は、平成23年7月31日で終了しています。

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