一級建築士が解説!失敗しないリフォームとは?
第3回 やっぱり重要!リフォームの資金計画

リフォームにかかるお金のこと、気になります!

相談者東京都 Aさん(主婦)
中古住宅を購入し、初めてのリフォームを計画中。
リフォームプランはなんとなく固まってきたけど、やっぱり資金計画も大切ですよね。

ゆとりを持った資金計画を立て、ローンや助成金も活用しましょう。

答える人三坂ゆう子(一級建築士)
設計事務所主宰。建築士などの資格を持つ住まいづくりのプロがお客様の相談にのる施設「住まいづくりナビセンター」の立ち上げにおいて中心的な役割を果たし、自らも住まいづくりの相談にあたっている。5人家族で趣味は読書。

工事開始後に費用が大幅アップすることも ゆとりある資金計画が大切です

リフォーム工事は、新築や建て替えに比べて割高になるケースが多いです。それは、解体や工事に手間がかかる、丁寧な養生が要求されるなどの要因があるからです。
また、工事を始めてから壁をはがすなどして建物の内部が明らかになるため、“補修が必要な工事”や“追加しなければならない工事”が後から発見されることも。そうなると、予定よりも費用が増えたり、工期が長引いたりすることがあります。予想外の出費に備えるためにも、リフォームの資金計画は、ゆとりを持って立てるようにしましょう。

リフォームに必要な費用とは

資金計画を立てる際は、「リフォーム工事の見積金額=リフォームの総費用」と誤解しないように気をつけましょう。工事費用のほかに、各種税金、仮住まい費用などの諸費用、予備費用などが必要となります。

リフォームの総費用=リフォーム工事の見積金額:諸費用:予備費用=10:1:1

諸費用:確認申請費用(必要な場合のみ)、各種税金、仮住まい費用などです。
予備費用:工事を始めてから分かる補修や追加工事などのために用意しておく費用です。

減税制度や補助金も。
リフォームローンや助成金を活用する

ローンを検討する

リフォームでは、地方自治体の融資や民間金融機関の「リフォームローン」などを利用することができます。ローンを利用する場合は、各種減税の検討なども含め、返済のことまでしっかり考えておくことが大切です。借りられるだけ借りるのではなく、生活を振り返り、子どもの学費や車の購入といった将来の出費なども踏まえて検討しましょう。

関連情報はこちらをチェック! >>リフォーム融資(住宅金融支援機構)

補助や助成金を検討する

リフォームでは、地方自治体の「補助金」や「助成金」を受けられる場合があります。自分の考えているリフォームが対象となるかどうか、住んでいる地域の自治体に問い合わせてみましょう。
下記の助成制度のほかにも、防犯対策、屋上緑化、マンションに関するものなど、いろいろな助成制度があるので事前に確認してみましょう。

※ 助成対象工事があっても、申請時期が決められている場合があるので気をつけましょう。

おもな助成制度の例

耐震改修工事
耐震診断と耐震化工事に対して、助成金や融資斡旋と利子の一部を負担

関連情報はこちらをチェック! >>地方公共団体における耐震診断・改修の支援制度(財団法人 日本建築防災協会)

高齢者の自立支援住宅の改修助成制度
高齢者の住宅で、手すりの取り付けや、バリアフリー化のための工事費に対する助成制度
省エネルギー住宅
太陽光発電、太陽熱利用機器の設置工事に対しての助成金や融資斡旋と利子の一部を負担
一般財団法人 住まいづくりナビセンター
安心、納得の住まいづくりに、プロのアドバイスを

明るく開放的なフロアに、住まいづくりの豊富な情報がそろう「住まいづくりナビセンター」。ゆったりとしたスペースでお話を伺いながら、一人ひとりの理想の住まいづくりを細やかにサポートしています。建築士などの資格を持つ住まいづくりのプロと、直接会って話すことができます。

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第3回:上手なリフォームの資金計画|失敗しないリフォームとは?