Professional.21 株式会社 日本美装(石川県金沢市)

様々な専門資格、技能を有するスタッフが
お客様との長い付き合いで信頼を培い
地元密着のリフォーム事業で地域と共に歩む

元気な人を育てる家を提供したい
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もともとは塗装会社として創業されたそうですね?

石田さん:そうです。私はもともと塗料会社で働いていましたので、自分で事業を起こす時に、初めは塗料会社をとも思ったのですが、それだとお世話になっていた会社の競合になってしまう。そこで、他の事業で塗料の知識を活かせるものをと考えて塗装会社にしました。これなら、元いた会社の客として関わり続けることもできますし。そんなわけで1986年に日本美装を塗装会社として設立しました。

リフォーム事業に参入なさったのはどのような経緯からですか?

石田さん:実は創業以来、大きな問題になっていたことがありました。それは雪が多いという金沢の気候なのです。

雪が多いと、どういう問題があるのですか?

石田さん:冬の間は外装工事ができないのですよ!年中通して仕事を受注するために対策が必要でした。初めは雪の降らない地方で仕事を取ることを考えました。そこで浜松に支店を作ったのです。社員も増やし、順調に事業が拡大していきました。

順風満帆ですね。

石田さん:ところが好事魔多し。1999年、私はくも膜下出血で倒れてしまったのです。なんとか一命を取り留めたものの、事業は縮小せざるを得ず、浜松の支店も閉めました。そこで次にとった戦略が、地理的に拡大するのではなく、質的な事業の拡張。つまりリフォーム事業だったのです。

大変な経験をされたのですね。

石田さん:病気をしたことは私にとって大きな転機でした。様々な形での力添えをいただき、自分がいかに多くの人に支えられているのか実感することで、考え方が変わりました。それまでは、どうしても損得でものを考えてしまいがちでしたが、善悪で考えなければいけない。事業も、ややもすると自分の思いが先行する形でしたが、そうではないのだと気付きました。まず、お客様のことを考え、地域にも貢献していかなければと強く思うようになったのです。

そういった考えもあって、地域の様々な活動に会社のスペースを提供なさっているのですね。

石田さん:そうなのです。当社には道場があるのですよ。ここに地元の子どもや若い人たちが集まって空手やパワーリフティングをしています。なかなかハイレベルで、最近もパワーリフティングの大会で優勝者を出しました。その他にも様々な教室を開いています。

若い人の育成に興味がおありなのですね。

石田さん:私は元気な人が好きなのです。夢を実現したり、社会に貢献するには、まず元気でなければ。生命力が強くなければいけないというのが持論です。

そのことは社是である〈「人を創る家」の信頼ある“主治医”に〉という言葉につながっているのでしょうか。

石田さん:その通りです。元気な人が育つ家を作りたいのです。

具体的にはどのような家ですか?

石田さん:ヒントは伝統的な日本の家にあると思います。たとえば昔の家には出世柱と呼ばれる太い柱がありました。こうしたものを見て育つことが心のありように影響を与えるのではないでしょうか。それから茶室などで見かける丸く切った窓。そういったものから情や風情、粋といった感覚が磨かれる。強いだけでなく思いやりも育まれる。リフォームの際にも、こうした伝統的日本家屋の良い所を積極的に取り入れるようにしています。

石田満雄さん 本社に併設の道場では空手やパワーリフティングなどの教室が開かれている。 創業祭の様子。様々なイベントを通じて地域住民と交流。 網戸張り替え教室のひとコマ。年末恒例、餅つき大会。
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