お客様とリフォームへのニーズを共有することを大事にしています。
- 皆さんの仕事内容を教えてください。また、リフォームを手掛けていく中で一番大事にしていることは何ですか?
- 寺本さん:私はお客様担当の営業を中心にプランナーと打ち合わせしながら、施工職人との連絡や現場施工管理などリフォームに関わる全般を行っています。普段心掛けていることは、やはりお客様のお考えをしっかりと理解することですね。色々な質問をすることで、お客様自身が具体的なイメージになっていないことも、会話の中で引き出し、結果的に満足されるリフォームが出来ると思います。相手の気持ちを「汲む」ということは、スタッフや職人に対しても同じだと思います。また、ご提案については、難しい専門用語を避けて、分かりやすい言葉でしっかり伝わっているか確認しながら進行します。水回りのリフォームの場合、お客様の窓口が奥様のケースが多いので、私や職人たちのような男性だけでなく、女性プランナーも打ち合わせに参加して価値観を共有することも大事だったりします。
- 竹村さん:私は設計と、設計した通りに現場が進行しているか確認をしています。ちょっとした会話の中にもお客様がリフォーム後にどんな生活を望まれているかのヒントがあったりするので、打ち合わせ時の会話には丁寧に耳を傾けるようにしています。また、自分の家のような気持ちで大事にプランを考えています。私が感じたことと営業が感じたことが異なる場合もあるので、ラフプランが出来たら必ず営業にも見てもらって意見を交換し合うようにしています。現場によっては計画通りに行かない場合もありますが、その場合でもお客様にしっかりご説明し、職人に対しても同様の理解の上で進めます。やはり、お互いのコミュニケーション不足がクレームに繋がると思いますので慎重にやっています。
- これからリフォームをお考えの方が、リフォームを依頼する際にぜひ実行してほしいポイントなどをお聞かせください。
- 寺本さん:弊社には「リフォーム相談カード」がありますので、お客様のリフォームニーズを整理整頓する際に有効に使っています。自分達のリフォームニーズが何なのかをあらためて家族の中で話し合っていただくことが大事だと思います。もし、文章にまとまらなくても、自分達のイメージに近い住宅の雑誌や写真など、参考になるものがあればそれを見せていただくことも近道かもしれません。また、それら変更したい箇所についてなぜそうしたいのか?また、ご家族全員が同じ変更をご希望なのか?なども整理した方が良いと思います。ご主人、奥様、お子様でそれぞれ感覚が違うと思いますので、リフォーム後にご家族の誰かが「こんなはずじゃなかった」と思ってしまうことをなくすことが大事です。
- 竹村さん:現在抱えている不満や、リフォームでこういう風に変わったらいいなという希望を、メモ程度でよいので書き出しておくといいと思います。その中には家族全員が望んでいることもあるでしょうし、漠然としていたリフォームのカタチがハッキリ見えてくると思います。そうしたイメージや具体的なご要望があると優先順位を付けながら話を進めていきやすくなりますので、ご予算を含め、しっかりと理解しながらリフォームを進められると思います。
ご紹介
浦部 強さん
うらべ つよし●店長●資格/2級建築士・2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・eco検定合格者●リフォームを通じてこれから出会うお客様全ての人に「リフォームして良かった」と言っていただけるようそして末永くおつき合いしていただけるようにお客様とスタッフのサポートをしています。
寺本 信一さん
てらもと のぶかず●チーフアドバイザー/営業兼現場管理者●資格/2級建築施工管理技士・増改築相談員・外壁診断士・ガス可とう管接続工事監督者・eco検定合格者●まずは「なぜ リフォームを検討されておられるのですか?」というご質問から全ては始まると思いますのでしっかりご相談を承ります。
竹村 康恵さん
たけむら やすえ●チーフプランナー/設計担当●資格/2級建築士・インテリアコーディネーター・福祉住環境コーディネーター・増改築相談員・eco検定合格者●常に自分の家のような気持ちでプランしています。お客様と共に考え、お客様の家に対する想いに寄り添いながら、一緒に良い住まいを作り上げていきたいと思っています。