創業時からのモットーである「伝統技術に心をこめて、進化する住宅づくり」を実践し、技術力に絶対的な自信を持つ職人集団と長年培った詳細な地域データを基に、人にやさしい健康住宅づくりで高い評価を得ている。その秘密に迫る。
リフォームの打合せはとことん話し合って進めてください。
- 口コミの活用方法についてもお聞かせください。
- 木本さん：お客様の情報の取り方も変わってきていて、今はネット社会で情報がふんだんにありますので、お客様にとっては情報の選択が非常に難しい時代です。その中で弊社がいくら歴史が長いといっても、リフォームなど住まいづくりを初めて行うお客様にとっては分からない存在です。そのような背景からも地元からの評判が具体的に分かる「口コミ」は客観性がありますので、弊社も多く掲載させていただいています。※現在16件
また、地域特性かもしれませんが、湘南地域に暮らしていらっしゃるお客様の多くが環境を重視していて、家の中でも外でも自由な空間を上手に使って生活を楽しむといった考え方があります。例えばリビングとその前に広がるガーデンを上手く利用して、バーベキューパーティを開くことが好きだったり、ガーデニングが好きだったりして生活を楽しんでいる方々です。弊社もそのような感性を持った方々に支持していただけるような「口コミ」をこれからも多く掲載できるよう心掛けていきたいと思っています。 - これからリフォームされる方にとって、リフォームする際に大切にしてほしいことは何か、アドバイスをいただけますか。
- 木本さん：家づくりは奥が深いので、単純に「価格だけ」では選ばないでいただきたいと思います。もちろんご予算もありますので、一概には言えませんが、本当に良い家で永く住むためには何が大事なのか？家には「健康」「安らぎ」「安全」といったキーワードが絶対必要です。価格が安いと「保証がしっかりしているのか？」「体に優しい建材を使っているのか？」「耐震性は大丈夫なのか？」といった内容が伴っていない場合がありますので、充分な注意が必要です。弊社に限らず、リフォーム事業者に相談する際は、担当者ととことん話し合ってください。話し合いを重ねることでより良いリフォームができると思います。
弊社の場合は、特に自分の家をリフォームする感覚でやっていますので、お客様に対しても、時には施工中「邪魔させない」くらいの想いで良い家をつくることに集中しています。「職人気質」的発想かもしれませんが、とことん話し合って決めた方向性に従って施工するので、後はプロである私どもを全面的に信用していただきお任せいただければ、大丈夫と自信を持って言えます。 - 印象に残っているリフォーム事例やエピソードを教えてください。
- 木本さん：印象に残っているエピソードとしては、良いもの悪いものの2つあります。
良いエピソードとしては、家が完成してから、今まで遅かったご主人の帰宅が早くなったというお客様がいらっしゃいました。ご主人はとにかく新しくなった我が家に一刻も早く帰りたいという思いが強く、家族と一緒にいる時間も長くなりとても喜んでいると奥様から感謝のお手紙をいただいたケースです。このことは社員全員で感激し、嬉しい出来事でした。改めて感じることは、家づくりは単にハードである器をつくるのだけでなく、家族間の繋がりも強くなるということで、お客様の人生も左右しかねないとても責任の重い仕事なのだと痛感したことです。
逆に悪いエピソードとしてあえてお話しますが、極まれに辛口のメッセージをいただくことがあります。その中で、「担当者と打ち合わせしたことが実現できておらず、とても残念だった。」というお手紙を頂戴しました。私自らすぐにお伺いしてお詫びを申し上げたのですが、その方は施工自体は100％満足なのだが、担当者との間の「ヒューマンエラー」があったとのことでした。そういったクレームはとても貴重です。そのお客様は、あえて直筆で長いお手紙を送って下さったのですが、本当に不信感を持っていればそのような面倒なことはしないと思います。弊社にとってはとても大切な「愛のムチ」として受け止め、今後は間違いなく改善される様に全社員共有の出来事として重く受け止めたケースでした。
