【立春編】積雪対策・手すり設置リフォーム

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立春(りっしゅん)2/4~2/18

寒さが続いていますが暦の上では新しい季節が始まります。

今回のテーマ:積雪対策・手すり設置リフォーム

「立春」の文字に、長い冬のトンネルの出口を
見つけたような気になりますが、まだ厳しい寒さの中。
最近は異常気象の影響か、あまり雪の降らない地域でも
大雪になることがあり、積雪への対策も欠かせません。

春の訪れが近いように感じますが、まだまだ油断は禁物。異常気象の影響か2月になっても記録的大雪になることがあります。雪かきに慣れていない場合は、十分に安全へ配慮しゆっくりと作業を行いましょう。

カーポートも必要に応じて雪おろしを

2014年の2月、東京近郊で大雪が降り、過去に例のない積雪量を記録した地域もあったことを覚えている方も多いと思います。転倒によるけがなどが数多く報告されましたが、その中で目立ったのはカーポートが積雪の重みでつぶれ、下にある車が大きな被害を受けたというものでした。
もともとカーポートは“片側一本足”で支えるものが多く、不安定な構造です。寒冷地以外で売られているものは「積雪の場合の耐荷重」が20cmというものですから、大量の積雪が予想される時は、専用の道具を上手に使って、安全に雪おろしをしましょう。

雪は含まれる水分によって重さが大きく変わることも覚えておきたい事柄です。雪の重さは、雪の状態により大きく変わるのです。単純に、何cmという積雪の高さだけでは判断ができません。例えば積もった雪の重さは、一般的には乾いた雪では50kg/m3 、湿った雪では100kg/m3といわれ、重さは倍も違うのです。重たい雪の時は、こまめな雪下ろしが必要です。

屋根に雪止めがあると安心です

軒先から40~50cmほど上の部分に、一部に突起のある瓦が横一列に並んでいたり、金属製の突起が並んでいたりするのを見たことがある人は多いと思います。これが「雪止め」です。屋根に積もった雪をこの突起で抑え、時間をかけて溶かして、雪がかたまりのまま地上に落ちるのを防ぐものです。雪が雨樋にのしかかって壊してしまうことを防ぐ役割もあります。
ほとんど雪の降らない地方では取り付けない場合もありますが、近年は、雪の少ない地方でも稀に大雪となることがあり、また、隣家の敷地に近い位置に家を建てるケースが多いことから、雪止めを付けることが多くなっています。

実際、雪止めがなく、雪がかたまりのまま落下すると、道路や隣家の庭や玄関先などの人の通るところに落ちてケガをさせたり、建物の庇、カーポートの屋根、駐車している車の上などに落ちて、物を壊したりする可能性があります。法的な責任を問われることもあるので注意が必要です。

雪止めは、後からリフォーム工事として取り付けることもできます。雪止めを付ければ、必ず雪の落下を防げるというものではありませんが、ご自身や、近隣の方の安全性を高めるために、設置を検討されてはいかがでしょうか。
雪止め設置の際は、屋根の傾斜、屋根葺き材料などによって採用する工法や金物の種類や数が変わるので、工事店とよく相談してください。もちろん、雪を止めれば屋根にかかる荷重が一時的に増えるので、それに耐えるしっかりした構造であることも事前に確認が必要です。

屋根に雪止めがあると安心です

積雪時に役立つ便利な商品をご紹介

扇型雪止め(株式会社ウチノ板金)

扇型雪止め(株式会社ウチノ板金)

ユキオトス(ビークス)

ユキオトス(ビークス)

※ご紹介している便利ツールについては2015年1月時点のもので、変更になる場合がございます。

雪かきを安全に、上手に

積雪地では屋根の雪下ろしや雪かきは冬の生活の中に組み込まれていて、道具類もそろい、また作業にも慣れていますが、日頃積雪の少ない地域で大雪が降ると、経験のない人が雪かきをすることになります。雪かきは意外に重労働で腰などへの負担も大きく、また危険も伴います。十分注意して作業してください。
まずは道具。体への負担を少なく、効率よく雪かきをするには、使いやすい道具が必要です。土を掘るための先の尖った金属製のシャベルでは効率が上がりません。軽いプラスチック製で、柄の先の雪を載せる面が大きな四角になっている専用のスコップが便利です。また“ダンプ”と呼ばれる雪をすくい上げて別の場所に移す除雪道具ではなく、押して移動させるタイプのものなら、楽に作業ができます。

慣れない雪かきで注意したいのは、何よりも安全です。滑りにくい靴を履き、また屋根から落ちてくる雪のかたまりなどにも用心が必要。さらに、雪かきは想像以上に体力を使うものです。急いで一気に終わらせようとすると、体に無理がかかって、転倒したり、心臓に負担をかけたりします。ゆっくりマイペースで、できれば家族や近所の人と声を掛け合いながら、楽しくやりましょう。

スリップに備えて手すりを

玄関ドアの前に、1段あるいは2段程度のステップを設けている家は少なくありません。何でもないように見えますが、高齢者には転倒などの危険のある場所になります。とくに真冬は雪が積もったり、表面が薄く凍結する場合も考えられます。安心・安全のために、ぜひ手すりを設けましょう。1.5m程度の長さの階段手すりなら、材料費込みで10万円程度で設置できます。もし介護認定を受けている高齢者が住んでいる住まいであれば、必要な手続きを取ることで、工事代金の9割(上限20万円)を介護保険で負担してもらうこともできます。

表の道路から玄関までのアプローチが未舗装で、雪や雨でぬかるんでしまう場合も、高齢者には歩きにくい危険な道になってしまいます。舗装したり、石やタイルを敷いて歩きやすくしておきたいものです。市販の舗装剤で、それを撒いて水を掛けるだけで、自動車が乗っても大丈夫なほどの強度のある簡易舗装ができる物もあり便利です。

玄関前の2段程度のステップにつけた手すり

手すり設置   
:費用相場
  100,000円~/1.5m(部品代、工事費込み)

雪止めの設置
:費用相場
  30,000円~(部品代、工事費込み)

※ 条件などによって金額が異なることがございます

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