当サイトに登録されているリフォーム事業者を、もっと身近に感じていただけるよう、
そこで働く方々を取材し、ご紹介します。リフォームを支える「人」の素顔に迫ります。
東京都八王子市有限会社アビリティーホーム 宮前 孝仁 さん
今回ご紹介するのはこの方!
有限会社アビリティーホーム
宮前 孝仁 さん
東京都八王子市にある、有限会社アビリティーホームの代表取締役、宮前孝仁さん。アビリティーホームさんは、新築もリフォームも手掛け、さらに、網戸一枚の張り替え等の小さな工事まで受けておられます。なぜ、そのように広い範囲の工事を請け負われているのか、宮前さんの「想い」を伺う事ができました。
宮前さんは、社長でありながら、全てのお客様にお会いし、提案から、見積り、現場に至るまで、全工程を担当されています。
また、今回は、宮前さんと二人三脚で会社を経営されている、副社長で奥様の宮前聖美さんにもご同席頂き、奥様から見た宮前さんについて、お話しを伺う事もできました。
ご夫婦には、2015年の2月に待望の赤ちゃんがお生まれになります。(取材当時)
会社設立から10年、OBのお客さまも1,800人を超え、会社経営も順調に進む中で、初めてのお子様。今は、誕生を心待ちにしながら、ご夫婦ともに多忙な毎日を過ごされています。
お仕事ピックアップ!
家の中に、自転車をディスプレー
着工前の打合せ風景
「昔ながらの工務店でありたい。」宮前さんの創業当時からの想いはここにあるのだそうです。
昔は、各家庭にお抱えの工務店さんがいて、家を建てるところから、リフォームの他、小さな修理まで頼める、家のヨロズ屋さんのような存在でした。しかし今は、建売住宅を購入した方などは、知り合いの工務店さんもおらず、宙に浮いたような状態になっている現状があります。「そんな方たちのお抱え工務店になりたい。」その想いから、八王子のお客さま、八王子の職人さんにこだわって仕事をされているそうです。
また、宮前さんは「お客さまが本当に求めているものは何か」を見極め、ベストなご提案をしたいとお考えだそうで、時にはお客様のご要望にNO!という事もあるのだとか。
自転車が大好きなお客さまが、「家の中に自転車置き場を作りたい」とおっしゃったとき、「いつでも眺めていたいほど自転車がお好きなら、自転車置き場はやめて、ディスプレイにして飾りましょう!」とのご提案をされたそうです。費用は、少し高くなりましたが、それ以上のご満足を頂けたそうです。
このエピソードの中で、「高い物が良いものではない。値引きすることがサービスではない。お客様が本当に求めている物を提案し、良い工事をする事が本当のサービスだと思っています。」とおっしゃられた宮前さん。その自信あふれる姿が印象的でした。
そんな宮前さんを支える奥様は、宮前さんのことを「お客さまの喜ぶ事しか考えていない人。良い意味でおせっかいな社長だと思います。」とおっしゃられました。
リフォームの工事は、着工後に出てくる問題も多々あるそうですが、1時間程度で終わる事なら、手間をかけてもお客さまにとって良いように工事をされているそうで、それはお金にはならないし、きちんと工事がされたかは、解体する日が来なければ、分からないようなこともあるそうです。それでも、「建物を壊す日が来ても胸を張れる仕事をしたい。そういう姿勢が次の仕事につながれば、それで良いでしょう?」と宮前さん。
奥様は、会社設立当初は「なぜそこまでするのか?と疑問に思う事もありました。でも、今はそれで良かったのだと思っています。」と笑顔でおっしゃっていました。
アビリティーホームさんは街の頼れる工務店さんであり、とても素敵なご夫婦でした。これからも、お客さま想いの工務店さんであり続けてくださることと思います。
COMPANY PROFILE