当サイトに登録されているリフォーム事業者を、もっと身近に感じていただけるよう、
そこで働く方々を取材し、ご紹介します。リフォームを支える「人」の素顔に迫ります。
宮城県仙台市泉区株式会社スイコー 千葉 由章 さん
今回ご紹介するのはこの方!
株式会社スイコー
千葉 由章 さん
宮城県仙台市にある株式会社スイコーの千葉 由章さん。
現在会社で積極的に取り組んでいる「住宅リフォーム補助金セミナー」の企画と講師役ですが、普段はリノベーション事業部の統括をされています。保有資格は2級建築士、既存住宅現況検査員、住宅瑕疵担保責任保険 保険募集人、既存住宅アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、社会福祉士、福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーターと数多く、日々お客様のための勉強だとおっしゃっています。前職では知的障害児施設で医療福祉をされており、その中で在宅介護をする際、住宅のバリアフリーやグローバルデザイン(ユニバーサルデザイン:すべての人に優しい住宅)を勉強したくて株式会社スイコーに転職されたとのことです。
仕事を離れると、お二人のお嬢様の父親として子煩悩ぶりを発揮されているご様子。お子様の写真は現在までで1万枚を超えていて、それを全てアルバムにして書棚に保管しているそうです。その他、週末には近所のガラス工房で、花瓶やグラス制作を行ったり、最近では色々な種類のサツマイモを庭で石焼き芋にし、お子様と一緒に食べ比べして楽しんでいるそうです。
お仕事ピックアップ!
「住宅リフォーム補助金セミナー」風景
千葉さんが担当した長期優良住宅化リフォームの補助金を活用した事例
休日には2人のお嬢様と一緒に過ごすことが、とても楽しいとおっしゃる千葉さん。
千葉さんのお仕事の範囲は広く、性能向上リフォームの企画、ホームインスペクション(住宅診断)、設計と積算及び見積り作成、工事管理、その他にFP(ファイナンシャルプランナー)の知識を活かしながら各種補助金申請も行っています。さらにはセミナーのチラシ制作までされておられ、マルチなご活躍です。現在行っている「住宅リフォーム補助金セミナー」では前職の医療福祉の知識も役立っていて、お客様のライフデザインをお手伝いする上で、多角的な視点でのアドバイスをすることが出来ているとおっしゃっています。
各種補助金を使っていただくお客様の中にはご高齢の方も多く、その中で印象に残っているエピソードをお話いただきました。そのお客様は高齢のご夫婦でご主人様が要介護。奥様が要支援でした。築50~60年という古い家に五右衛門風呂風の浴室があって、入浴も大変でした。リフォーム資金は少なかったのですが、新しいお風呂にするにあたって補助金を有効に使い、ご家族の意見も聞いて完成することが出来ました。完成後、ご主人様が新しいお風呂に1回だけ入って亡くなってしまわれたのですが、生前、最期に「このお風呂は私の形見です。」とおっしゃっていたそうです。人様の人生に多少でも関わるお仕事をさせていただくことに、とても責任とやりがいがあるとおっしゃっていました。
スイコーさんはリフォーム以外でも新築事業もされていますが、リフォームの補助金申請で1,300件以上。長期優良住宅化リフォームで100件以上の実績があり、中古住宅のリノベーションで、新築より安くて立地も良い住宅が沢山あるので、古くなったからすぐに建て替えといった発想ではなく、ぜひ選択肢の幅を広げて家づくりを検討していただきたいとのことでした。プライベートでは家族の笑顔に癒され、会社では一緒に働く仲間と切磋琢磨してより良い住宅の研究を行う。そしてその延長線上にお客様のためになる家づくりのお手伝いをさせていただくことに、最大の喜びを感じるとおっしゃる千葉さんの優しい表情が印象的でした。
COMPANY PROFILE
株式会社スイコー
- 住所
- 宮城県仙台市泉区松森字陣ヶ原50-1
- 電話
- 022-374-0011
- 営業時間
- 09:00~18:00
- 定休日
- 水曜日(会員様は24時間365日対応)