Professional.05 株式会社青木工務店(大和市)

1910年創業。3000戸を超える住まいを手がけてきた青木工務店。
100年以上、4代にわたって脈々と受け継がれてきたのは
住まいづくりにおける確かな技術と、“家守り”としての矜持だった。

工務店が持つ、確かな施工力
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100年、4代続く老舗工務店として、心掛けていることを教えてください。

青木さん:わたしたちは地域に根ざした工務店ですから、手を抜いてその場かぎりという仕事はできません。そこで生まれ育っているのに、住んでいられなくなりますから。幸い、地域では「青木工務店は良い仕事をする会社」というイメージを持っていただいておりますが、それは創業以来少しずつ積み上げてきたもの。親子三代のつきあいをさせていただいているお客さまもいるんですよ。その信頼を裏切らないためにも、真面目にコツコツと良い仕事を続けていくことが、なによりも大切だと考えています。また、住まいのことならどんなことでも相談できる“家守り”としての役割も、地域に根ざした工務店としての責任だと思っています。

住宅メーカーや建築事務所、設備機器メーカーなど、さまざまなリフォーム事業者がありますが、“工務店”ならではの強みとは。

青木さん:工務店は2代、3代と続いているところが多いので、工事から時間が経っても、当時を知る人や、知っている顔がいるということですね。それに加えて、施工技術の確かさも強みです。とくに木造住宅の場合、施工の善し悪しは大工の腕で決まるといっても過言ではありません。そして、大工にもっとも近いのが、工務店です。リフォームというと新築よりも簡単な仕事だと思われることが多いのですが、既存の建物の状態に合わせてつくらなければならない分、実は難しいのです。現在のやり方だけではなく、その建物の新築時の施工方法も知っているからこそ、柱や壁を壊す前に「こういう作りであれば、下地はこうなっているはず」と予測し、的確なプランニングを行うことができます。また、新築・リフォームを問わず施工の現場を知る工務店だからこそ、住まいの傷みが予想外に大きかった場合などにも、スピーディーで適切な判断や方向修正ができるのだと思います。

「青木工務店」には、専属の職人がいるのですね。

青木さん:住まいづくりで最終的に手を動かすのは彼らですから、腕の良い大工を確保することは工務店の命綱です。青木工務店には専属の大工が15名いますが、実は多くの仕事でお客さまが大工を指名してくださるんです。そうなると大工としても「自分が求められている」と感じますし、モチベーションも上がる。結果、よりよい仕事につながっていますね。また、昔のような徒弟制度が立ち行かなくなった現状では、若い大工を育てることも工務店の役割。かつては、他の工務店と共同で大工育成の広域認定校を運営していました。また、現在では専門学校の大工育成コースの若者を受け入れ、実技指導なども行っています。

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