Professional.07 株式会社中野ハウジング(平戸市)

長崎県平戸の町を長年愛し根づいて、いま五代目社長、創業127年。小さな町だからこそ、何よりもお客様との信頼関係が大切だと語る笑顔の中には、老舗としての凛とした誇りがある。「継続は力なり」の言葉通り、一歩一歩を確かに築いてきたその軌跡を追う。

信頼を得る喜びを大切に
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海に囲まれた長崎・平戸の家づくりという事で、何か特別な配慮や工夫をされていますか。

中野さん:地域の特徴とすれば風が強いこと。雨漏りも雨の強さではなく風の強さで発生することが多いのです。ですから平戸では瓦を一枚一枚きちんと留めなければなりません。また塩害のため、瓦をはいでみると屋根が腐食しているということがよくあります。外壁などのリフォームで足場をかけるときは、必ず屋根もチェックさせていただき、その診断によって修復もご提案するようにしています。またここは城下町ですので、重点的に街並みを保存する地域があります。城下町の風情を損なわないような建築が求められています。当社でも、いぶしの和瓦を使うなど、“和”を感じる、さまざまな工夫を施したデザインをご提案させていただいています。

リフォーム素材について、どのようにお考えですか。

中野さん:建築の技術というのは材料も含め日進月歩で進化していますが、私どもがいつもご提案させていただくのは、時が経つにつれて風合いが出てくる自然素材です。コストや工期的にみれば手軽な新建材の方がいいのでしょうが、時間が経てば経つほど「別の物にすれば良かった」というご意見を聞くことがよくあります。平戸の気候に合った自然素材なら、時が経つにつれて風合いが増し、「選んで良かったな」と思うことができます。

お客様がリフォームされる際のポイントやアドバイスをお聞かせください。

中野さん:やはり事業者との信頼関係がある、ということ。基本的なことです。約束を守るか、提案力が充分であるか、価格は?アフターフォローは?自分が疑問に思ったことはしっかり聞いて、またそれにしっかり丁寧に答えてくれるリフォーム事業者かどうかを見極めることだと思います。もちろん提案も、ちゃんとお客様のご要望に合ったものであるかも重要なポイントですね。

これまでで一番印象に残っているリフォーム事例やエピソードを教えてください。

中野さん:「リフォーム評価ナビ」を見て来られたお客様でMさんという方がいます。そのMさん宅の工事をしているときに、Kさんという方がいつも見に来られるのです。よく聞いてみると、Kさんは20〜30年ほど前にうちに仕事を依頼され、そのときに悪い印象を持たれていたようなのです。お友達のMさんが心配だったのでしょうね。ところがその工事が終わったときに、今度はKさんからリフォームのご依頼をいただいたのです。本当にうれしく、ありがたかったですね。結局それからKさんからは3回ほどリフォーム工事を承りました。またMさんもその後、美容室のリフォームを紹介してくださり、その工事は、「TDYリモデルスマイル作品コンテスト2010」のエクステリア&エントランス部門で優秀賞をいただくことができました。さらにその美容室さんがまた他の美容室さんを紹介してくださるなど、どんどんつながっています。きちんとした仕事をすれば評価されるということだと思います。

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