Professional.08 株式会社ゆめや(神戸市)

神戸市の御影と六甲アイランドに店舗を構え、
地域に密着したリフォーム事業者としての礎を築いてきた「ゆめや」。
常にお客様と近い関係にあるからこそ見えてくる、それぞれの家族の暮らしやすさや心地よさ、
大切にしたい「リフォーム」事業の本質がここにある。会社設立25年を迎え、
モットーである「お客様と共に創り上げていくリフォーム」にも、さらに磨きがかかる。

新築かリフォームか、「ゆめや」としての姿勢は
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会社設立25年ということですが、リフォームに対する考えをお聞かせください。

盛さん:私は「新築よりもリフォーム」という考え方が根底にあります。なぜかというと、日本では約30年に1回という割合で建替えが行われています。アメリカや欧州では70年や100年に1回。施工数は年間せいぜい60万戸ほどです。ところが日本は今、景気が悪いと言われていても新築着工数は約80万戸。人口差が2億人もあるにもかかわらず、建ちすぎだと思いませんか?1981年(昭和56年)以降の建物は基礎がしっかりしています。ですから増改築すれば、新築に負けないくらいの家ができると私は思っているし、確信があります。

新築かリフォームか、で悩まれる方が多いと思うのですが。

盛さん:新築かリフォームか、と悩んでおられる方の半分以上の方は新築を選ばれます。ここで悩んだ末に新築を選ばれた方のあるエピソードがあります。家を建てられて3~4年たった頃、ある日突然に来られて、実家のリフォームを「ゆめや」でやってほしい、とおっしゃるのです。何故かと聞くと「以前リフォームがいいと提案していただいたのに私たちは新築を選んだ。ところが今は後悔している。なかなか思い通りにはならなかった。」と言われる。新築には建築基準法があります。制約がたくさんあるのです。思うようにしようとすればかなり費用が高くなる。その点リフォームは、躯体が生かせるので、コスト面で合理的です。また、長年慣れ親しんだスペースや空間のテイストをうまく残しながら、新しい生活空間をプラスすることができるので、使いやすさはそのまま生かすこともできます。結果的にリフォームした方が良かったという方が多いのです。だから私は、リフォームをお勧めしています。

リフォーム業界の成長をどのように感じますか。

盛さん:特に、1981年(昭和56年)の建築基準法改正以降に建てられた住宅は、飛躍的に質が向上しているため、頑丈な家が多いということです。 躯体がしっかりしているので、今お話ししたように、リフォームにも充分対応でき、長年慣れ親しんできた住まいの良さが生かせます。また、近年の傾向として、中古住宅を購入して大幅に手を入れてリノベーションする若い世代が増えていることも要因の一つです。コスト面で合理的なリフォームならではのメリットがあるからです。現在、約800万戸の住宅が余っていると言われています。政府の新成長戦略でリフォーム市場を2020年までに12兆円にするという指針が発表されましたが、そうした住宅政策もリフォーム業界の成長に拍車をかけています。

リフォームをするときに大切にしなければならないことを教えてください。

盛さん:リフォームは、必ず工事が必要です。工事は業者によって、また職人によって精度が異なります。また見た目は同じに仕上がっても、下地の施工状況は見えないので比較できません。さらにアフターメンテナンス、クレーム対応なども業者によって違います。リフォームはなかなか値段比較ができないと考えていただきたい。では何を見てリフォーム事業者を選ぶのか。工事実績はもちろんですが、地域の評判や書き込み、リフォーム経験者からの紹介などを検討し、信頼できる業者を選ぶことが大事だと思います。

「ジェルコ リフォームデザインコンテスト」に20回も入賞されていますね。

盛さん:確かにコンテストが始まって以来よく賞をいただきました。やはりアイデアや斬新さが評価されたのでしょう。構造などに問題がなければご提案するのは楽しいし、いいと思いますね。ただデザインというのは、ビジュアルが美しいだけではダメです。家族の暮らしぶりや感性にふさわしい動線や素材など、機能性や実用性がきちんと形になってこそ、本当に優れたデザインだと思います。そういったところも評価してもらえるようなコンテストにしていかなければならないと思います。

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