キッチンで節水

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キッチンで節水

日本の1年間の平均降水量は1,690mm(国土交通省水資源部調べ、2013年)です。世界(陸域)の1年間の平均降水量が約810mmですから、約2倍の雨が降る計算です。
この数字だけを見れば、日本は水の豊かな国ということになりますが、国土面積が狭く人口が多いので「一人当たりの年間降水量」は、逆に、世界平均の3分の1。

また、険しい山が連なる地形から多くの雨水が急流となって海に流れ込んでしまうため、雨が少ない季節に渇水となる地域も出てしまいます。油断せず、日頃の暮らしの中で節水に努めたいもの。市場では節水型トイレの普及が進んでいますが、キッチンでも節水を心掛けてみませんか。

キッチンで使う水は

キッチンで使う水は

家庭での水の消費量の内訳は、一般的にはトイレがいちばん多くて28%、その次がお風呂で24%となっています。このお風呂とほぼ同じだけ使っているのが炊事で23%(ちなみに、洗濯は16%、洗顔その他が9%となっています。出典:国土交通省水資源部「日本の水資源2013」)。

ですので、ほぼ4分の1がキッチンでの使用です。家庭での節水といえば、10年ほど前に比べ約6割も水の使用量が減っているトイレがすぐに思い浮かびますが、キッチンの節水も大きな効果があります。

水道料金は、給水管の口径の大きさに応じた基本料金と、使用水量に応じた従量料金で構成されています。(従量料金は使用水量に応じて段階的に単価が高くなる累進制となっているので、給水管の大きさや使用水量によって1立方メートル当たりの料金は異なります)。

例えば、口径20mmで1か月に24m3使用した場合で計算すると1m3当たり消費税込みで約140.5円。1リットルに換算すれば0.14円です。家庭の浴槽が200リットルくらいですから、水道代だけで28円という計算です。

キッチンでの節水方法は?

キッチンでの節水方法は?

料理をつくるために使う水や飲料用の水はそれほど多くはありません。キッチンで水を最も多く使うのは、食材や調理道具、食器などの洗浄のときです。

蛇口から出る水は1分当たり12リットルほど。2リットル入りのペットボトル6本分ですから、出しっ放しにすると短時間でかなりの水が出てしまうことになります。
泥の付いた野菜などを勢いよく出した水で洗うことは日常的に行われています。30秒くらい出しっ放しにすることはよくあるのではないでしょうか。これだけで6リットル。ペットボトル3本分の水を消費することになります。

汚れがこびりついた鍋なども、出しっ放しの水で洗うことが多いのではないでしょうか。水を貯めてそこで洗ったり、汚れを拭き取ってから洗う、あるいはしばらく水につけておいてから洗うなど、できるだけ出しっ放しを避ける工夫をするだけで、水の消費量を大きく減らすことができます。

また、水は家庭の蛇口から給水されるまでに、大きな電力を使って浄化され、そのまま飲める「上水」として供給されます。東京都水道局の試算では、1リットルの水道水をつくるために排出されるCO2量は約0.2グラム。1分間出しっ放しにして12リットルを使うと、約2.4グラムを排出す計算になります。

小さな数字に見えるかもしれませんが、これを家族が毎日、1年間続けるわけですから、その量は非常に大きくなります。できるだけ出しっぱなしにしないことが、キッチンの節水の最も効果的な取り組みです。

食洗機は水の使用量を大幅に削減

食洗機は水の使用量を大幅に削減

食器洗い乾燥機は、手間を省いてくれるだけでなく、節水の効果もあります。手洗いでは、お皿やカップを一枚一枚、一つひとつ、出しっぱなしにした蛇口の下ですすぎます。

それに対して食洗機では何枚もものお皿などを同時にすすぐので、節水効果は確かに大きなものがあります(ただし、高温のお湯を使うので、それをつくるためのエネルギーは必要です)。
ただし、食洗機があっても手洗いがゼロになるわけではありません。購入時の比較の時には、その点に気を付けることも必要です。

また最近では、メーカーが開発した節水型の蛇口が販売されており、その一つに、水の中に空気を含ませて少ない水量で勢いのある水をつくるものがあります。これも節水効果があります。

さらに、吐水・止水を、従来のように人が蛇口をひねったりレバーを操作するのではなく、センサーで手や物を感知して自動で行うものも開発されています。この方式では、吐水・止水が素早く確実に行われるので、無駄に出しっ放しになることがありません。これも節水効果が期待できます。

渇水時に節水の呼びかけがあるとき以外はあまり意識せずに使っている水ですが、少し意識するだけで、簡単に節水が実現します。

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