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壁に窓を作れないため採光をあきらめていた場所に、さわやかな自然光を導くことができるのが天窓です。その採光効果は、壁面の窓の実に3倍。暗くて当然だった場所が明るくなるのはうれしいものです。照明や暖房をセーブできて省エネにつながるという利点も。また、空気の通り道ができるので、通風しが良くなるという点も見逃せません。天窓の魅力と注意点を知っておくと、導入を検討する際に役立ちます。

壁面の窓に比べて3倍の光が入る

壁面の窓に比べて3倍の光が入る

天窓を設けるメリットの1つが、心地良い自然光をたっぷり採り入れられること。壁面に設けた窓は一方向を向いているため、時間帯によって光が入ったり入らなかったりします。一方、上向きに設置する天窓は、屋根の傾斜と向きにもよりますが、より多くの時間帯で光を採り込むことが可能。建築基準法において天窓は、壁面に設けた窓の3倍の面積に換算できると規定されているほどです。また、外からの視線を気にせず光を採り入れられる点も魅力といえるでしょう。

室内の通風が良くなることも、天窓のメリット。熱い空気は上に昇るので、無風時でも天窓を開けておけば自然に抜けていきます。風が吹いていれば、負圧で室内の空気を天窓から吸い出す効果も。また、天窓と同時に壁面の窓を開けるのも非常に有効。風の抜けが良くなり、さらに換気がスムーズになります。
あるメーカーの試験では、北から南に風が吹いている状態で南北の壁面の窓だけを開けた場合と、それに加えて南側の天窓をあけた場合では、通気量に約4倍もの差が出ました。室内の空気と一緒に湿気を排出できるので、結露対策としても有効です。

設置する位置により適するタイプが異なる

設置する位置により適するタイプが異なる

天窓とひと口にいっても、さまざまな種類があります。自分にとって必要な機能や予算に合わせて選ぶといいでしょう。

開閉方法で分けた場合、窓枠が固定されていて開閉できない「FIX窓」と、開閉が可能なタイプに大別できます。後者は、窓枠の上側を軸に開閉する「開き窓」と、窓枠の中間部分に軸がある「中軸回転窓」の2種類が代表的なタイプ。開き窓と中軸回転窓は、さらに手動と電動に分かれます。

天窓の種類を選ぶ基準として重要なのが、天窓を設置する高さ。吹き抜けのように、手が届かない高い位置に設けるなら、FIX窓か開き窓が適しています。FIX窓は比較的低コストですが、換気できないことをお忘れなく。開き窓が手動の場合は、ロッド(長い棒)やコードで開閉を行う必要があります。開き窓が電動の場合、手動より開閉が楽になりますが、初期費用が高くなるので注意しましょう。
また、ロフトの天窓のように、手が届く場所に天窓を設けるなら、手動の開き窓か中軸回転窓がいいでしょう。操作しやすい場所にあるので、わざわざコストがかさむ電動にするメリットはあまりありません。中軸回転窓は、ぐるっと回転させて外側のガラスをふきやすいという利点もあります。

ちなみに、天窓の代わりに「ガラス瓦」を設置するという選択肢もあります。これは、その名の通り瓦と同じ形をしたガラス製の屋根材で、大きな面積にしたり、L字型にしたりといったレイアウトの自由度が高いのが特徴。しかし、固定されているので換気はできません。機能と見た目の印象が自分のニーズに合っていれば、検討してみるのも良いでしょう。

雨音や日差しのデメリットもチェック

雨音や日差しのデメリットもチェック

天窓を設けるうえで注意したいことも見ていきましょう。雨もりしないよう、防水工事をしっかり行う必要があるのは当然のことです。リフォームで天窓を設けると、新築時よりコストが割高になることがあるので注意しましょう。

よく聞くのは、意外に雨音が響いて気になるという意見。また、南側に天窓を設けると、日当たりが良すぎて室内が暑くなってしまうので、南側は避けた方が無難です。日差しによって家具などが日焼けしてしまうことも。
そんな場合には、天窓のガラスにUVカットや遮熱の機能を持つ、高断熱複層ガラスを採用するといいでしょう。また、天窓にブラインドやロールスクリーンを取りつけ、採光を調節するという方法もあります。

積雪地域では、重い雪の荷重がガラス面にかかるのが心配なもの。積雪量によっては、天窓の上部に「ジャンプ台」と呼ぶ滑り台のような板金を取りつけて、天窓に大量の雪が積もらないようにすることもあります。

自分の家に必要かどうかは、リフォーム事業者とよく相談しましょう。

*全国の登録事業者が表示されますので、お住まいのエリアに絞って検索ください。

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