将来に備えたトイレリフォーム!

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将来に備えたトイレリフォーム!

日本人の平均寿命は世界トップクラスです。2015年の日本人の平均寿命は、女性が87.05歳、男性が80.79歳(厚生労働省「簡易生命表」)。しかし、平均寿命と別に「健康寿命」と呼ばれる数字があります。「健康寿命」とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。最新の数字は2013年のものですが、日本の女性は74.21歳、男性は71.19歳です(厚生労働省調査)。同じ2013年の平均寿命からその差を求めると、女性が12.4年、男性が9.02年。男女ともほぼ10年は、誰かの支援や介護を受けながら生きていくことになっているということです。(平均寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」、健康寿命:厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」(厚生労働省「厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会資料」(平成26年10月))
しかし、仮にそうなっても、住み慣れた自宅で家族とともに暮らしたいと誰もが思います。その時、一番大切なのはトイレ。介護を受ける側もする側も使いやすいトイレがあることが自宅で過ごせるか過ごせないかの分岐点になることが多いのです。

トイレが使いやすければ自宅で過ごせる

トイレが使いやすければ自宅で過ごせる

多くの人が老後の自分の体を心配し、最後まで元気に暮らしてばったり命の終わりを迎える「ピンピンコロリ」が理想と考えています。確かに、そうできれば本人も家族も幸せでしょう。

しかし、それはむしろ稀なこと。誰かの世話になりながら生きていくことになる可能性は低くありません。そんな時人が思うのは、せめて「下の世話」はかけたくない。排泄だけは自分で、ということではないでしょうか。

そのためにも、自宅のトイレは、将来介護を受けるようになっても使いやすいものにしておきたいものです。早めにバリアフリーのトイレにリフォームをしておくことをおすすめします。そのポイントは、暖房、安全対策、広さ、出入りしやすい入口の4点です。

暖房が必要なのは、トイレは住まいの中で最も室温が低い空間であるためです。暖かい部屋から寒いトイレに入り、さらに脱衣すれば、体は体温を維持しようとして血管を収縮させますから血圧が高くなります。いわゆる「ヒートショック」により血管が切れてしまう危険性があるのです。トイレには安全に配慮しながら暖房設備を設けておきましょう。

手すりを設置。体に負担を掛けない手洗いも

トイレは狭い空間の中で脱衣や着衣を行い、しかも、座ったり、立ち上がったり、体をひねったり、さまざまな動作をします。足腰が弱ればついふらついてしまうこともあります。そこで、安全に動作ができるように手すりを設けます。手すりはL字型のものが一般的で、これならたいがいの動作に対応できるものになります。今は不要でも予防のために付けるというのであれば、L字型手すりを付けておけば大丈夫でしょう。

しかし、身長や体格により、あるいは腰が大きく曲がっている、左右どちらかに麻痺がある、といった個別の事情があれば、それに合わせて、手すりの形状や取り付ける位置も工夫する必要があります。もちろん手すりはしっかりと体を支える強度を備えていなければなりません。専門の工事店に依頼し、くれぐれも「日曜大工」で済ませないことが必要です。


また、便器の奥のタンク上などに手洗い器が付属している場合は、便器越しに手を伸ばすことになり、使いにくく、また腰に負担をかけます。手洗いは、姿勢に無理が出ない位置を考慮して、新たに小型の手洗い器を取り付けることも必要となってくるでしょう。

介助者とともに入れるように

介助者とともに入れるように

暖かく、また手すりなどの備えのあるトイレは、トイレ内での事故を未然に防ぐものになりますが、さらに将来を考え、仮に住宅内の移動に介助が必要になったり、車イスでの移動になっても、使いやすいトイレにしておけば、長く自宅で家族とともに過ごすことができます。

その場合に必要になるのは、空間そのものの広さと出入口の広さです。
便器の横に十分なスペースを設けることができれば、トイレ内に一緒に入り、介助を受けながら便器に座る、あるいは車イスのままトイレ内に入って便器に移乗するということが可能になります。
もちろんその場合は、出入り口にも十分な広さが必要です。ドアではなく引き戸にして、さらに開口部を通常より広くしておけば、二人で入る、あるいは車イスで入るということが楽にできますが、引き戸は密閉性が低いという欠点がありますので、その場合は、ドアでありながら、途中から2つに折りたたまれるように開く「中折れ戸」と呼ばれるタイプのものがあります。開口幅が非常に広くとれ、また引き戸のように戸の引き込み先を必要としないので、引き戸の代わりに使うことができます。
どのような方法が適切なのかは、建築士などの専門家と相談して決めましょう。

なお、テーマ別リフォーム特集にも「バリアフリー・介護リフォーム」について掲載しておりますので、併せてご覧ください。

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