タンクレストイレで美しく、節水も!

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タンクレストイレで美しく、節水も!

温水洗浄機能のついたトイレが初めて登場したのが1982年。タンクレストイレの発売は1993年。そして節水機能がどんどん進化し始めたのが2006年。キッチン、洗面、浴室などの水回り設備の中で、最も大きく進化しているのがトイレです。温水洗浄便座の普及率は、2003年には50%を超え(内閣府消費動向調査「主要耐久消費財等の保有数量」)、今では、公共トイレにもこのタイプのものが設置されることが増えています。デザインも機能も大きく進化したトイレは、リフォームで新しくしたい設備の一つです。

目を見張る節水能力

目を見張る節水能力

トレイの進化の最大のポイントは節水能力ではないでしょうか。日本は年間の降水量が多く、比較的水の豊かな国です。惜しむことなく水を使ってきたといえるかもしれません。しかし世界では10億人以上の人々が安全な水を手に入れることができないといわれています(ユニセフホームページhttp://www.unicef.or.jp/special/water/life.htmlより)。

日本は水に関してはとても恵まれている国。しかし、いくら雨が降るといっても、それを浄化し水道水として家庭に送り、再び下水として集めて二次利用するためには、膨大な設備とその維持コストがかかり、設備機器の運転によって二酸化炭素も発生します。節水できるものなら、できるだけ節水したいもの。もちろん水道代の負担も少なくなります。

家庭の水の用途別の消費割合では、トイレが28%でトップ、次いで風呂24%、炊事が23%、洗濯が16%、洗面その他が9%となっています(2006年東京都水道局調べ)。これは2006年のデータですから、まだ節水型トイレが普及する前。当時のトイレは大で1回あたり8~10リットル、小で6~8リットル程度の水を流していました。とても多かったのです。それが超節水型トイレの登場で、どんどん使用量が減り、いまでは大4リットル、小3リットル程度にまでなっています。以前と同じように使いながら、トレイについては実に約60%以上も節水できるようになっているのです。この節水メリットを考えただけでも、節水型が普及する以前の古いトイレを使っている方は取り替えた方がよいといえそうです。

デザインもタンクレスで美しく

デザインもタンクレスで美しく

便器のデザインも大きく変わりました。その最大の要因は、タンクレス化です。従来水洗トイレは、一定量の水を貯めておき、それを上から下へと落下させ、その勢いで汚物を流す仕組みでした。そのためタンクは必須だったのですが、洗浄方式を水道管の水圧を利用するものに変更することで、タンクレス式の便器が誕生しました。便器に流れ出す水流の勢いを保つ工夫も同時に行われ、従来のように、とにかく勢いを付けて落下させなくても洗浄できるように設計されたのです。タンク自体はそれほど大きなものではありませんでしたが、それでもタンクレストイレは、よりコンパクトでトイレ空間をすっきりと美しく見せ、広々とさせる効果も発揮。新たに小型の手洗い器を付ける余裕も生まれました。

もちろん、設置にあたっては、その家の水圧を厳密に測ることが必要です。万一設置後に水圧が足りないということになると、汚物が流れにくく、排水管の途中で詰まってしまうというトラブルも起きかねません。とくに2階以上は水圧が弱くなるので、事前のチェックが必要です。

掃除もしやすく、清潔度は大きく向上

掃除もしやすく、清潔度は大きく向上

節水機能の向上、タンクレス化とともに、便器そのものの汚れにくさや清掃のしやすさも大幅に向上しました。トイレには汚物による汚れに加え、水アカによる筋状の汚れや、掃除に伴ってついたキズに付着する汚れ、さらにカビの汚れなどが避けられません。それに対して、汚れの溜まりやすいフチをデザインの工夫でなくしたり、隅々まで水が行き渡るように水の流れかたを変えたり、さらには、便器の表面をコーティングしたり、洗剤を自動的に流すようにするなど、さまざまな工夫が行われてきました。

最近では、陶器の素材そのものを工夫して、そもそも汚れがつきにくいものを開発、コーティングをしなくても簡単な日常の清掃だけで長期間清潔さが保てる、というものも販売されています。

ただし、このようなトイレの進化は、それが「家電製品化した」ということを意味しています。従来のトイレは構造も単純でしたが、いまやトイレも「精密機器を搭載した最先端の家電製品」と考えなければなりません。故障への対応や10年程度の寿命ということも念頭に置いておくことが必要です。

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