加湿器は寝室のどこに置くのが効果的?寝室での使い方と注意点を解説

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加湿器は寝室のどこに置くのが効果的?寝室での使い方と注意点を解説

掲載日:2023年6月9日

乾燥対策のために加湿器を寝室に設置したいけど、どこに置けば良いか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。加湿器は空間の乾燥を防ぐのに欠かせない電化製品ですが、設置する場所や使い方を誤るとかえって体調を崩す原因となってしまったり、室内にカビを発生させてしまったりといったことが起こり得るので注意が必要です。

今回は、寝室に加湿器をどこに置くのが効果的なのかを解説します。併せて寝室での加湿器の正しい使い方や知っておきたい注意点、選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも加湿器を寝室で使っても大丈夫?

結論を言えば、寝室で加湿器を設置、使用すること自体は問題ありません。乾燥する季節に喉がイガイガしたり、鼻がムズムズしたりといった不快な思いをしているなら、積極的に活用しましょう。乾燥によって体の水分が奪われると、バリア機能が低下して風邪をひくなど体調を崩す原因になります。

ただし、寝室に加湿器を設置するなら、正しい置き場所や使い方を押さえておきましょう。使い方を間違うと、寝室に大量のカビが発生してしまう場合も。寝ている間にカビを吸い込んで体に悪影響を与えるほか、放置しておくと住宅の傷みにも繋がってしまいます。

加湿器は寝室のどこに置くべきか?7つのポイント

加湿器を寝室で使用する際には、設置する場所が重要です。加湿器を寝室のどこに置くべきかを検討する際には、以下の7つのポイントを押さえておきましょう。

・寝室の中央に置くのがベスト
・窓・壁のキワに置くのは避けよう
・電化製品の近くに置くのはNG
・出入り口の近くに置くのは避ける
・なるべく卓上に置く
・本棚の近くに置くのはNG
・顔に水蒸気が当たらない場所に置く

では、それぞれ詳しく解説していきます。

寝室の中央に置くのがベスト

加湿器は、寝室の中央に設置しましょう。部屋の中心に位置することにより、加湿器から吹き出した水蒸気が全体に拡散されます。ただし、設置場所の近くに障害物があると、効率よく加湿できないので注意が必要です。

なお、エアコンの真下に置いてしまうと加湿器の湿度センサーが誤作動し、快適な湿度を保てなく恐れがある点に留意しておきましょう。

 

窓・壁のキワに置くのは避けよう

寝室に加湿器を置く際、窓際や壁際は避けましょう。壁際に加湿器を設置してしまうと、壁表面に水蒸気が当たり続けてカビが発生する原因になります。窓際もNGです。水蒸気によってガラス表面が結露し、カビが発生しやすくなります。どうしても窓の近くに設置せざるを得ない場合は、毎朝、窓に付いた水分をこまめに拭き取るぐらいのことが必要になります。

 

電化製品の近くに置くのはNG

寝室に加湿器を置くなら、電化製品の近くに設置してはいけません。テレビやパソコン、オーディオ機器などが高湿度になると、故障の原因になります。また、枕元やサイドテーブルに置いたスマホやタブレットにも、加湿器から発生する水蒸気に直接さらされないように気をつけましょう。

出入り口の近くに置くのは避ける

寝室の出入り口の近くも、加湿器の設置場所として適していません。ドアを閉めきってもいくらかのすき間がありますし、人が出入りするたびに加湿された空気が放出されてしまいます。また、運転している換気扇の真下もNGです。せっかく加湿した空気を屋外へ排出してしまい、加湿器を使っている効果が半減します。

なるべく卓上に置く

寝室に加湿器を設置する際は、水蒸気の吹き出し口が床から30cm以上の高さになる場所に置きましょう。冷たい空気が溜まりやすい床付近に吹き出し口があるような場所で置いてしまうと、水蒸気が床表面ですばやく冷やされて結露しやすくなります。結果的に床にカビが繁殖しやすくなるので、注意が必要です。

本棚の近くに置くのはNG

本に水蒸気が当たってしまうと、紙がふやけて傷んでしまいます。本棚の近くに加湿器を置かず、離れた場所に設置しましょう。また、大切な書類を保管しているデスク上や書類棚の付近も避けたほうが賢明です。

顔に水蒸気が当たらない場所に置く

ベッドサイドなど、加湿器から吹き出す水蒸気が直接、顔に当たる場所に置くのは避けておきましょう。「蒸気で肌がうるおう効果があるのでは?」と考える方もいますが、加湿器の水蒸気はフェイススチーマーよりも粒子が大きく、肌の保湿には適していません。

肌に付着した水分が蒸発する際に、もともと顔に含まれている水分も同時に蒸発してしまって、逆効果になる場合があるようです。肌がさらに乾燥してしまう心配もあるので、顔に直接、加湿器の水蒸気が当たらないような位置に設置しましょう。

加湿器を寝室でつけっぱなしにしてよいのか?

結論を言えば、寝室の加湿器を一晩中、連続使用するのはやめておきましょう。乾燥が気になる季節であっても、加湿しすぎには要注意です。寝室の湿度が上がりすぎると結露が発生し、やがてカビが繁殖する恐れがあります。

カビは、部屋の見えにくい場所にも繁殖します。最悪の場合、住宅の劣化を早めてしまう原因になりかねず、適度な湿度を保って使用するように心掛けましょう。

加湿器を寝室に置く際のカビ対策

寝室で加湿器を使用する際に、もっとも懸念されるのがカビの発生です。快適な睡眠環境を整えるためにも、加湿器の効果的な使い方やお手入れ方法、選び方など、寝室でのカビ対策に役立つ以下のポイントを押さえておきましょう。

・カビが発生しない適切な湿度に設定する
・加湿器のタイマー機能を活用する
・日中に換気をしっかりおこなう
・加湿器のタンクを掃除する
・加湿器のパーツやフィルターをつけおき洗いする
・水道水を使う
・広さに適した加湿器を選ぶ

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

カビが発生しない適切な湿度に設定する

寝室は夜しか使用しない場合が多く、湿気がこもりやすい環境です。加湿器を使用する際は、適切な湿度に設定しましょう。人が快適に過ごせる湿度は40~60%とされており、加湿しすぎると結露によってカビが発生しやすくなります。寝室用に加湿器を選ぶなら、湿度をコントロールできるのかチェックしておくのも重要です。

加湿器のタイマー機能を活用する

寝室で加湿器をつけっぱなしにすると、湿度が上がりすぎてしまいます。加湿器のタイマー機能を活用して、適切な湿度を保つように心掛けましょう。無駄な水の使用や電気代の節約にもなるので、加湿器を選ぶ際はタイマー機能を搭載したモデルがおすすめです。

就寝する際に、寝入るタイミングを見計らってオフタイマーをセットしましょう。一定時間経過したら自動的に切れる設定にしておけば、万一切り忘れて湿度が上がりすぎるのを防げます。

日中に換気をしっかりおこなう

日中に寝室を使用しないからと閉めっぱなしにせず、しっかり換気するように心掛けましょう。日中にドアや窓を開けて空気を入れ替えておけば、加湿器を使用した際の湿度の上がりすぎを防げます。

加湿器のタンクを掃除する

加湿器のタンク内にカビが生えると、水蒸気と一緒にカビも放出してしまいます。日頃からこまめにお手入れして、清潔な状態をキープしましょう。お手入れについては、加湿器の取扱説明書を必ずチェックしておこなってください。

加湿器のパーツやフィルターをつけおき洗いする

加湿器のタンクをお手入れすると同時にパーツやフィルターも掃除しておくと、効果的なカビ対策になります。パーツやフィルターを取り外しできるなら、重層やクエン酸を溶かした水でつけおき洗いしましょう。1時間ほど放置したら水分を拭き取って、天日干しするなどしてしっかり乾かすのがポイントです。

水道水を使う

加湿器に入れる水は、水道水を使用しましょう。水道水には微量の塩素が含まれており、カビや雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。ペットボトルのミネラルウォーターには塩素が含まれておらず、加湿器に使用するとカビを繁殖させてしまう恐れがあるので厳禁です。また、浄水器やアルカリイオン水、井戸水なども加湿器の水には適していません。

広さに適した加湿を選ぶ

ひとくちに加湿器といっても、モデルによって能力が異なります。パーソナル用の小型モデルから広いリビングに対応する大型モデルまであり、寝室の広さに適応したモデルを設置するのが重要です。寝室の広さに対して無駄に大きすぎると、結露が発生する原因になります。

加湿器を選ぶ際は、まず適用可能畳数をチェック。木造8畳、鉄筋コンクリート造り12畳などと、モデルによって目安を表示してあります。併せて、パーツを分解できるのかなどお手入れしやすさをチェックしておくほか、タイマー機能や自動モードといった便利な機能を搭載しているかも確認しておきましょう。

まとめ

それでは、加湿器を寝室のどこに置くべきかのポイントをおさらいです。

・寝室の中央に置くのがベスト
・窓・壁のキワに置くのは避けよう
・電化製品の近くに置くのはNG
・出入り口の近くに置くのは避ける
・なるべく卓上に置く
・本棚の近くに置くのはNG
・顔に水蒸気が当たらない場所に置く

肌や喉の乾燥を防いで快適な睡眠環境づくりに役立つ加湿器ですが、置き場所や使い方を間違うとカビが繁殖する原因になります。カビは住宅の傷みを早めてしまうので、十分に対策を講じましょう。

どのようにして快適な睡眠環境を整えたらよいのか悩んでいるなら、リフォーム会社に相談するのも選択肢の一つです。住まいづくりのプロに相談すれば、ベストな解決策を提案してくれるでしょう。住宅に関して困ったことがあれば、お近くのリフォーム会社に相談してみてください。

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