くつろげる部屋づくりのコツをご紹介!おうち時間を快適に過ごしましょう
2023年3月17日掲載
くつろげる部屋3つの特徴
快適な部屋をつくるために、くつろげる部屋の3つの特徴を押さえましょう。
1.リラックスできる部屋
特徴の1つ目は、長時間過ごしていても居心地がよく、リラックスできる部屋です。
部屋が適度に明るいことや、過ごしやすい温度、湿度であること、不快な臭いがしないことなど、自分にとって快適に過ごす環境が整っているかどうかは、安心してくつろげる部屋の必須条件です。
2.清潔感のある部屋
特徴の2つ目は、清潔感のある部屋です。
部屋にゴミや汚れがあったり、物が散らかったりしていては、のんびりくつろぐことはできません。また、部屋の隅でコンセントや家電のケーブルが絡まっていたり、埃がたまっていたりする状態も清潔感に欠けてしまいます。
さっと物が出し入れできる収納スペース、便利な掃除グッズを手近に置き、手軽にきれいな部屋をキープできるようにしましょう。
3.ロースタイルを採用した部屋
特徴の3つ目は、ロースタイルを採用した部屋です。
ロースタイルとは、部屋に置く家具を低めに揃え、圧迫感のない落ち着く空間づくりを指します。
床に近いロースタイルの生活では、目線が低くなるので部屋が広く感じられる効果があります。また、家具の転倒による怪我や破損の不安が軽減されますので、子どもやペットがいる部屋にもおすすめです。
くつろげる部屋のつくり方・コツ7選
では、リラックスできる部屋や清潔感を感じる部屋をつくるには、どのような工夫が必要なのでしょうか。ここからはくつろげる部屋のつくり方、コツについて7つの観点から解説します。ぜひ参考にしてみてください。
1.できるだけ床に置く物を少なくする
部屋でくつろげないという方の中には、そもそも部屋にくつろぐためのスペースがない可能性があります。
床に物が少ないとゆったりとしたスペースを確保できるだけでなく、見た目もスッキリするので、それだけでもリラックスできる部屋や清潔感のある部屋になるでしょう。
2.掃除や整理整頓はこまめに行う
できるだけ床に置く物を少なくすると、掃除や整理整頓がしやすくなります。インテリアや小物がまとまっていたとしても、物が散らかっている場所では落ち着きません。
くつろげる部屋をつくるには、掃除や整理整頓をこまめに行い、清潔な室内を保つようにしましょう。
3.部屋の色合いを統一する
部屋が原色や蛍光色など派手な色合いで構成されている場合、視覚的に刺激が強すぎるので、くつろげる部屋からは少し遠ざかってしまいます。
色のトーンはできるだけ落とし、ベージュやブラウンなどの少し温かみのある色合いを選択すると、視覚的な刺激も少なく、くつろげる部屋に近づくでしょう。
4.照明を工夫する
光の色と量にこだわる
市販の電球や蛍光灯の色を選んだり、明るさを調節したりするだけで、部屋の印象を大きく変えることができます。
暖色のオレンジ系の明かりにすると温かみのある落ち着いた空間になります。
光の量は、勉強や仕事などをしたいときは明るく、くつろぐときは暗めに調節するようにしましょう。
間接照明を取り入れる
間接照明とは、天井や壁、床に当てた光の反射光で空間を照らす照明を指します。柔らかい光でリラックス効果も期待されます。上手に間接照明器具を取り入れましょう。
5.圧迫感を感じない大きさの家具を配置する
ベッドやソファなど横になる機会が多い場所には、圧迫感を感じない大きさの家具を配置しましょう。
大きな家具を部屋に配置すると、天井までの空間が狭く見えたり、部屋が狭く感じたりと圧迫感を覚えることもあります。くつろげる部屋をつくる場合は、できるだけ背が低く、コンパクトな家具を配置すると良いでしょう。
6.適度な生活感を演出する
物が少ない空間は、すっきりとした空間に感じます。しかし、物が少なすぎる部屋だと、逆に落ち着かずくつろげないと感じてしまいがちです。
くつろげる部屋をつくるには、ある程度の生活感も必要です。インテリアや観葉植物、自分の趣味に関するアイテムなどを配置しながら、自分が一番くつろげる部屋を意識してみましょう。
7.家具の選定・配置を意識する
くつろげる部屋をつくる時は、部屋に置く家具の選定と配置も重要です。
たとえば、埃が溜まりにくいように扉付きの家具や掃除がしやすいシンプルな形状の家具を選ぶと良いでしょう。また、ふかふかのソファや落ち着いた色のマットなど自分の好きな色や素材の家具の配置も良いでしょう。
次の章では、くつろげる部屋づくりに欠かせないおすすめの家具について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
くつろげる部屋づくりにおすすめの家具
ここでは、くつろげる部屋づくりにおすすめの家具5点をご紹介します。
1.ローテーブル
部屋に置くテーブルをロータイプにすると部屋全体の見渡しが良くなりますので、開放的かつ広々とした印象になるでしょう。
ローテーブルには用途や来客に応じてサイズが変えられるタイプ、折り畳み可能なタイプ、テーブル下に収納棚があるタイプなど、さまざまな種類がありますので希望に合うものを探しましょう。
2.ローソファ/座椅子
ローソファは座ると目線が低くなり、落ち着くとともに部屋が広く感じられる効果があります。ローソファを置くスペースがない方は、折り畳み式でコンパクトに収納しておける座椅子なども良いでしょう。部屋の雰囲気や好みに合わせて、気に入った素材とカラーを選択してみてください。
3.フェイクグリーン
植物が持つ癒し力はくつろげる部屋づくりにぴったりなので、ぜひ取り入れましょう。本物の植物ももちろん良いのですが、フェイクグリーンを上手に取り入れると手軽にくつろげる部屋をつくることができます。水やりやお手入れの必要はありませんが、埃のケアはしっかり行いましょう。部屋や洗面所、化粧室など複数設置すれば、家の中全体をくつろぎ空間にすることができます。
4.モチモチ派?ふんわり派?あなた好みのクッション
サイズ違いのクッションを複数用意して部屋に置くのも、すぐにできるくつろげる部屋づくりテクニックです。たとえば、質感がモチモチとしたクッションは、お尻の下に敷くだけでなく、椅子の背もたれや睡眠時の枕としても活用できるのでとても便利です。ふんわり柔らかな素材や質感のクッションはその優しい触り心地で心身が和みます。
クッションの中身には、ビーズ、ポリエステル綿、フェザーなど種類が豊富で、素材によって使用感が異なりますので、ぜひお店で実際に触ってみてお好みのクッションを選びましょう。
5.配色と柄を楽しむタイルカーペット
カーペットが敷かれている部屋は、フローリングの部屋と比べてリラックス効果が高くなるという研究結果があるそうです。色や柄が豊富なタイルカーペットは、たくさんの色を使ってカラフルにしたり、2色を交互に配置したりと組み合わせで幅広いデザインが楽しめ、自分オリジナルのくつろげる部屋づくりが叶います。
タイルカーペットは汚れても部分的に外して手洗いできるので、お手入れの点でも合格です。
まとめ
毎日を過ごす部屋だからこそ、仕事の疲れを癒したり、気分をリフレッシュできたりする部屋づくりは大切です。ローソファやクッションなどのアイテムを置いてくつろぎ感を出すのもよし、照明や収納をすっきりさせてくつろげる空間をつくるのもよしです。
充実した毎日を送るためにも、是非本記事を参考に、心身ともにリラックスできる部屋づくりを試してみてはいかがでしょうか。