先進技術も活用!安全対策何ができる?

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先進技術も活用!安全対策何ができる?

シニアにとって重要な、住まいの快適性、安全安心は、設備技術の力で手軽に手に入れられる時代になりました。あなたの生活スタイルに合わせた設備の配置、高さ、機能をはじめ、見守りサービスや、住まいの防犯管理まで、設備に頼れるものは頼ってしまいましょう。リフォームの段階で設備環境を整えておけば、趣味や生きがいなどに集中することができます。充実した人生のためにAIやIOTも導入すれば将来にわたって安心です。

種類や位置を考えて安全で楽な使い勝手に

種類や位置を考えて安全で楽な使い勝手に

例えば調理設備は火が出るコンロよりもIHなどにして早いうちから使い慣れておくとよいでしょう。ガスコンロの場合でも、現在はSiセンサーといって消し忘れ消火や過熱防止機能等の付いたものが一般的になっています。

足腰が弱くなっても、できるだけ体への負担を減らすことで怪我の防止につながります。例えば、インターホンやスイッチの位置は、姿勢が変化する今後を考えて、少し低めに設けたり、逆にコンセントはかがむ負担を考えて高めに設置しましょう。コード類に体を引っかけないよう、テレビなどの配線は壁の内側に隠せるようにすると、見た目もすっきりするだけでなくコードに埃が絡まるのも防ぐことができて掃除も楽になります。

できるだけ充電式の機器を使うことによって家の中のコードの存在を減らすこともできますので、充電タイプの機器の使いやすさを考えて、邪魔にならない充電場所を確保してコンセントを設けましょう。

他にも、腰かけられるように足元を広くとった洗面化粧台やキッチンの調理台など、ユニバーサルデザインの住設機器も検討しておくと安心です。水の出しっぱなしを防止できるようセンサーで水を出したり止めたりできる自動水栓にしておくのもお薦めです。

キッチンの高さに関しては、例えばこれまで85cmの高さを使ってきたとしても、リフォームを機に、使いやすい高さを確認してみましょう。ワークトップの高さには低いものでは80cmのタイプやあるいは1mm単位でオーダーできる商品もあります。

こうした工夫で体への負担を減らして、暮らしを楽に、安全にしましょう。できるだけ長く住み慣れた我が家で自分らしい日常を過ごせますように。

AIやIoTはシニアにとって頼もしい味方

AIやIoTはシニアにとって頼もしい味方

元気で長生きするためには、なんと言っても体の健康管理が大切ですが、年齢とともに体感や体温調整の機能は衰えてしまうものです。自分の健康や安全は自分で守るとはいっても、自己管理能力もいつまでも若いころと同じというわけにはいきませんね。

ところが、社会はいよいよ、年齢を重ねることによる諦めやリスクを減らせてしまう時代に突入しました。AI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングス)を住まいに取り入れることで、住まいそのものが、あなたの健康を見守って最適な住環境に調整してくれることが当たり前になります。

AIは、あなたの生活習慣を学習して、自動でエアコンや照明、窓やカーテンの開閉などをコントロールしてくれます。住む人にとって最適な環境を学習し、熱中症やヒートショックを設備の方で予防してくれるのです。
IoTは、住宅内の設備がインターネットでつながることで様々な機能を果たしてくれるというものです。外出してしまってから、玄関や窓の戸締り、電気等の消し忘れが心配になったとしても、スマートフォンで確認したり施錠やスイッチオフが可能になります。

遠く離れて暮らす家族が、人感センサーであなたの安全を見守ってくれることもできます。

今後は、冷蔵庫の食材から、健康維持に必要な食生活をアドバイスしてくれる等、AIとIoTの進歩が急速に進む可能性があります。
安心して健康な生活が、無理なく自然に成り立つ時代がそこまで来ているのです。

手軽に実現できる商品がすでにどんどん実用化されています。住宅設備の進化に対して、ぜひ関心を持ち続けましょう。そうしてリフォームの段階で、あなたのライフスタイルに合った機能をぜひ取り入れてみてください。

掃除やメンテナンスが簡単な設備で負担軽減

掃除やメンテナンスが簡単な設備で負担軽減

住まいを清潔、快適に保つことはシニアの生活にも重要です。そのためには、日頃のメンテナンス、掃除は大切ですが、自分でやるには年齢とともに体への負担は大きくなります。

手助けしてくれる若い世代の人がいつでも傍にいるとは限りません。東京都では、独り暮らしの世帯が30%に達しました。また、還暦人口の5人に一人が独り暮らしであるとの調査結果もあります。夫婦二人世帯も一人暮らし予備軍と考えると、住環境をきちんと整えるうえでの安全安心の確保は大切です。

設備の取り換えや家の掃除の際に、転倒や落下などで、けがをすることも防ぎたいですね。レンジフードやトイレはすでに自動洗浄機能付のタイプが普及してきました。浴室も浴槽だけでなく、洗い場も洗浄してくれる機能が登場しています。

設備のデザインひとつ選ぶ際も、好きなデザインであるとともに、掃除のしやすさも考えましょう。例えば、照明器具のカバーは、凹凸が多いものよりもシンプルで平滑な面の方が、埃がたまりにくく拭きやすいと言えます。

また、設備のオン・オフをハンズフリー、音声認識対応にすることは、体の負担の軽減だけでなく、手指を使わないことで衛生面や設備の汚れ防止効果にもつながります。

掃除やメンテナンスの手間が省けるということは、けがの予防になるだけでなく、そのエネルギーや時間を、趣味や生きがい、健康維持のために充てることができます。住まいの安全、安心が、さらに健康で充実した暮らしを生んでくれることでしょう。

執筆者情報

執筆者情報

川道 恵子さん/一級建築士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、整理収納アドバイザー1級(住まいのナビゲーター)

2011年より一級建築士事務所を主宰するとともに、住まいに関わるセミナー講師として毎年数多くの講演を行う。2014年より一般財団法人住まいづくりナビセンターの住まいのナビゲーターとして住宅相談、セミナー講師を担当。

*全国の登録事業者が表示されますので、お住まいのエリアに絞って検索ください。

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