更新日:2025/10/14 保存

吾妻工務店  | リフォーム事例を見る | 屋根・外壁 施工不良にご注意を! NEW

写真のみ

写真:事例

雨漏りととんでもない事が発覚して塗装することになりました。

写真:事例

笠木(鉄)の塗装も行いました。 ベランダの防水工事は今回しておりません。

写真:事例

外壁にテープ(マスキングテープ)を張って捲ると写真の様に捲れてしまいます。

写真:事例

捲れてしまう塗膜の上に塗装しても下地がくっついていないのでまた捲れてしまうので全部捲りました。

リフォーム会社のコメント

◆施工不良が原因のトラブル事例について

以前、1階のスケルトンリフォームをさせていただいたお客様より、「雨漏りが発生している」とのご連絡をいただきました。
調査の結果、2階ベランダの排水ドレン付近からの雨漏りを確認しました。

実はそれとは別に、他にも雨漏りや不具合が確認されていたため、この機会に外壁塗装を含む大規模な改修工事を行うことになりました。

◆その他に確認された不具合とは?

1階のリフォーム時、窓まわりからの雨漏りは確認されており、すでに適切な処置を行っていました。
しかし、2階以上の部分については、以下の理由から当初は対応を見送っておりました。

・2階以上では雨漏りの症状が確認できなかった

・足場が必要になるため、工事費用が高額になる

その後、外構用の照明を設置し、コーキング処置を行った際に問題が発覚しました。
マスキングテープを剥がす工程で、外壁の塗膜が簡単にめくれてしまったのです。

本来、塗膜はテープ程度で剥がれるようなものではありません。しかも、一部だけでなく、外壁全体にわたって塗膜の剥離が見られました。

原因は、10年前の外壁塗装工事に…

お客様が保管されていた、10年前に他社で行った外壁塗装の見積書から、原因が明らかになりました。

・使用されていた下地材(シーラー)の選定ミスにより、塗膜がしっかり接着していなかった

・外壁ジョイント部分のシーリングは、「増し打ち」と記載されていたにもかかわらず、実際には十分に施工されておらずスカスカの状態

さらに、窓まわりにも本来必要なコーキング処理がされておらず、経年劣化により隙間から雨水が侵入していたことが分かりました。

今回実施した工事内容

こうした状況を踏まえ、足場を設置し、外壁塗装と雨漏り対策を同時に実施いたしました。

・劣化した塗膜をすべて剥離

・適切な下地処理(シーラー)の上に、中塗り・上塗りをしっかり施工

・外壁ジョイント部、窓まわりの全シーリングを打ち替え

・ベランダの雨漏りには応急処置を施し、次回の防水工事で本格対応予定

また、足場を設置したこの機会を活かして、3階に設置されていたエアコン3台も新しいものに交換しました。
室外機は、今後のメンテナンスを考慮して1階に移設し、配管やカバーも一新しています。

⚠️ご注意ください

このように、過去の施工不良や不適切なメンテナンスが、数年後に重大なトラブルへとつながることがあります。
見た目には分からない不具合が、雨漏りや塗膜の剥離など深刻な問題を引き起こすことも少なくありません。

ご自宅の外壁や防水、設備に関してご不安な点がある方は、早めの点検・ご相談をおすすめします。
気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

リフォーム概要

建物種別 戸建
リフォーム部位・テーマなど 屋根・外壁  |  洋室・子供部屋  |  和室  |  ベランダ・バルコニー
参考価格 332万円
施工時期 2024年05月実施
メーカー名・製品名 塗料 日本ペイント(オーデフレッシュ)
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