必見!リフォームの進め方
リフォームを検討しはじめたものの、いったいなにから手をつけていいか分からない、という人は多いのではないでしょうか。初心者でも満足のいくリフォームを実現するために、リフォームの進め方を体系的に5段階に分け解説すると共に、経験者の声やポイント、チェック項目、参考サイトなどを集めました。
リフォーム前の事前準備
事前準備についてよくある質問
リフォーム業者を探しているのですが、どういう所に依頼すればいいのでしょうか? (Fさま)

お客様の声
- 業者紹介サイトを利用して8社に相見積りをとったところ、現場調査の立ち会い やその後の打合せなど、大変で多すぎた気がする。
- 知人からの紹介のリフォーム業者さんにお願いしたら、非常に丁寧に説明いただき好印象を受けた。
- リフォーム業者に見積りを取ったら、耐震、エコなど立派なことを言われたが信頼できるのかわからない。
リフォーム業者の探し方BEST5

(10項目中上位5項目抜粋/複数回答可)
POINT
- ●リフォーム工事で500万円未満(税込)の工事の場合、建設業の許可を必要としないため、誰でも事業者になれます。口コミや会社情報などから、信頼できる事業者を選ぶことが大切です。
- ●多くのリフォーム業者の中から、業者決定までの手間も考えて、検討する工事業者を数社(5社程)選びます。
進め方
(1)イメージを描く・住まいの現状について知る

住まいの傷み具合、家族構成の変化等、将来どのような暮らし方をしたいのかご家族で話し合い整理します。
- ●構造躯体に関わる工事や住まいの性能を向上させるリフォームを希望する場合、建築士に相談することも選択肢の一つです。
- ●リフォームの内容によっては、建築士等の専門家に依頼し、現在の住宅の劣化状況を調査してもらうのも良いでしょう。
(2)情報収集

インターネット、雑誌、時には専門家に相談し、工事内容を具体化します。
(3)業者を探す

身近なところに情報はないか、またWEBサイトなどを活用し、工事業者の情報を集めます。
主な探し方
新築時の工事業者

新築時の工事業者にリフォーム実績の有無を確認します。最初に工事した業者は建物構造がわかっているため安心です。
知人の紹介

リフォームの経験に基づいた情報は重要です。周囲にリフォーム経験者がいる ようであれば、よく話を聞いてみましょう。
インターネットの活用

事業者情報、経験者の声、施工事例等が整理されているWEBサイトを活用します。身近な人からのアドバイスがない場合でもインターネットを通じて、口コミサイトやポータルサイトなどで参考になる情報を得ることができます。
失敗しないリフォーム業者選びのポイント
良いリフォーム業者と、良い契約を結ぶには、知っておくべきポイントがいくつかあります。例えば、リフォーム業者紹介サイトの「紹介料・成約手数料」についてはご存知ですか?詳しくはこちら。
検討業者探しの際のチェック項目
- 建設業等許可の取得状況、業界団体への入会状況で、安心できそうか?
- 建築士や増改築相談員など資格者の有無、施工事例等で、適切な提案をしてくれそうか?
- 工事業者への口コミは、得点だけでなくコメントが重要で、信頼できそうか?
- 事務所は適切な距離、車で1時間以内にあるか?
- WEBサイトを活用する場合、一般的に営利目的なので、情報の公平性、利用料・紹介手数料の有無も確認?
住宅リフォーム事業者団体登録制度
~国が登録した優良なリフォーム団体の目印!~

消費者が安心して住宅リフォームを行うことができる環境の整備を図るため、『消費者相談窓口を設置している』『人材育成の仕組みを有している』『会員事業者は、一定金額以上のリフォームの場合、原則瑕疵保険に加入する』等の要件を満たす住宅リフォーム事業者の団体を、国土交通省が登録する制度です。詳細はこちらをご覧ください。
もっと知っておきたい情報
●リフォームの進め方
「(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター」のホームページに情報が整理されています!
●住まいづくりの通信講座
「住まいづくりナビセンター」には住まいづくりの前に暮らし方を考える通信講座があります。
- 住まいのきづき2プログラム
- http://sumanavi.info/kizuki-program/
●全国の相談窓口
「(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター」のホームページに 全国の住宅に関する相談窓口が紹介されています!