必見!リフォームの進め方
リフォームを検討しはじめたものの、いったいなにから手をつけていいか分からない、という人は多いのではないでしょうか。初心者でも満足のいくリフォームを実現するために、リフォームの進め方を体系的に5段階に分け解説すると共に、経験者の声やポイント、チェック項目、参考サイトなどを集めました。
業者を絞り込む
業者のしぼり込みについてよくある質問
検討してきた業者から、どうして1社に決めたらいいのでしょうか?(Mさま)
お客様の声
- 何社か見積りを取って一番安い会社に依頼したら、工事が雑で、不満が残った。
- 3社に絞った業者のうち、最初から親身になってリフォームを一緒に考えて くれた業者にしたら、大変満足できた。
- 各社見積りの内容も金額も違って、決める基準がわからなかった。
リフォーム業者を選択した際に重視した点
「リフォーム事業者検索サイトに係る消費者ニーズ調査」(2016年3月)
(17項目中上位7項目抜粋/複数回答可)
POINT
- ●口コミは業者選びの重要なポイントです。点数だけではなく、コメントもよく読んで参考にしましょう。
- ●工事費などをはじめ、リフォームはわかりづらいことが多く、情報は不足しています。
わからないことは質問して確認して進めることが、リフォーム成功の近道です! - ●リフォーム業者との打合せ過程は、「信頼できる」かを見極める絶好の機会です。単に見積りが安い、リフォーム業者の規模が大きいというだけでなく、担当者の対応なども含めて複数社で比較し、総合的に判断します。
進め方
提案・見積り依頼
具体的なイメージがあるものは写真や書面でそのイメージをなるべく正確に伝えます。複数依頼の際はその旨も伝えます。
- 依頼先
- 依頼先の数は2~3社がよさそうです。多すぎても選択が困難になります。
提案・見積の確認
依頼と見積りの差異、材料変更等で希望するイメージが実現できないか検討します。
- 見積の見方
- 材料のレベル、「一式」表示など曖昧な項目は確認が必要です。
資金計画を固める
工事の着手前に費用が発生する場合もあるので、工事業者と資金計画のすり合わせをします。
- 資金が心配な場合
- リフォームローンやリフォーム補助金減税情報を検討しましょう。
工事内容を決める
今後の建物の手入れ計画も考慮し、工事の規模、使用材料のレベルを決定します。カタログと実物の印象は、異なる場合があります。メーカーのショールームに足を運び、自身の目で見て、実物を手で触れて、確かめましょう。
工事業者を決める
打合せを振り返って、信頼できる業者か総合的に判断します。
工事業者を絞込む際のチェック事項
- 担当者の態度や言動は信頼でき、あなたとの相性は良いか?
- 見積書は、材料名や単価・数量が詳細に記載され、わかりづらい材料に関してはカタログなどで説明されたか?
- 工事着手後、発生する可能性がある追加工事の内容、その際の対応などの説明があり理解できたか?
- 完成までの大まかな工事の流れ、契約者としてやるべきことの説明はわかりやすかったか?
- リフォーム瑕疵(かし)保険登録事業者か、保険対象の有無、保証書の有無、アフターサービスなどの説明は納得できたか?
もっと知っておきたい情報
●見積書の見方
「(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター」のホームページにて詳しく説明されています!
- 住宅リフォーム見積チェック
- https://www.chord.or.jp/reform/index.html
●リフォームローンの情報
「住宅金融支援機構」のホームページが参考になります!
●リフォームの補助金や減税情報
「(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター」のホームページに紹介されています!
- 減税・補助・融資・住宅エコポイント
- http://www.refonet.jp/csm/info/fund/