便器だけではなく、トイレ空間そのものも常に清潔に保ちたいもの。最新の便器を取り入れるだけではなく、まわりの設備にも気を配って掃除をしやすいトイレ空間を作りましょう。

トイレで特に汚れが気になるのが床です。水ぬれや尿ハネなどで常に汚れのリスクにさらされていることから、なるべく高耐久の床材を選びたいものです。また、トイレは湿気で床下も傷みやすい場所です。今回はトイレの床材について、正しい選び方からお手入れの方法、そして、リフォーム事例を詳しくご紹介します。

トイレの収納は後まわしにしがちなので、使用し始めてから不便を感じることもあります。狭い空間だからこそスペースの有効活用が大事ですが、広くない分、比較的気軽にリフォームしやすいのがトイレ空間です。

メーカーが競い合って便器や床や壁材の性能を高めてきた結果、暗い、汚いイメージは消え、現在のトイレは明るく、清潔感あふれる場所になりました。おしゃれにコーディネートされたトイレ空間全体を参考にする方も多くなっています。

家に知人を招いて楽しむライフスタイルが浸透するにつれて、トイレや洗面もゲストを意識して設けるケースが増えています。最近では店舗等にあるおしゃれなトイレを参考に、こだわったトイレが増えています。

最近では駅や公共施設、店舗でも洋式トイレを採用するところが増え、例えば4つのブースがあれば、3つを洋式に1つは和式にするところが多くなりました。姿勢が楽で負担が少ないことが大きな理由になっています

年を重ねても、住み慣れた自宅で家族とともに暮らしたいと考えた時、一番大切なのはトイレ。介護を受ける側もする側も使いやすいトイレがあることが自宅で過ごせるか過ごせないかの分岐点になることが多いのです。

キッチン、洗面、浴室などの水回り設備の中で、最も大きく進化しているのがトイレです。デザインも機能も大きく進化したトイレは、リフォームで新しくしたい設備の一つです。

トイレ、洗面台、浴室など水回りを一体にすると不便に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、一方で快適さやデザイン面での利点もあります。ここでは、特にトイレと洗面台の一体空間のメリットデメリットをお伝えします。