①壁や屋根の変色・色あせ
屋根や南面の壁は、紫外線による劣化が激しい場所です。色あせているだけならいいのですが、劣化が下塗りまで達していると、板や瓦そのものを交換しなければならなくなる場合があります。一度診断してもらうことをおススメします。

②鉄部のさび
鉄部はいくら防錆処理をしても、塗装から2〜3年で錆び始めるものです。腐食は表面だけにとどまらず、内部まで浸食するため、放っておくとボロボロとはがれてきてしまいます。

③塗装のはがれ
木部は4〜5年、モルタルなら6〜7年程度で、塗装のはがれが目立ちはじめます。放置しすぎると、下地の木やモルタル自体が傷みます。早めの処置をおすすめします。

④チョーキング
チョーキングとは、外壁の劣化現象のことで、手に白い粉が付く現象です。これは塗装が紫外線などで変成したものです。緊急度はそれほど高くありませんが、変色や色あせ、はがれが発生していないかどうか、チェックが必要です。

⑤コンクリート面のひび割れ

コンクリート内部に水が入ると、鉄筋・鉄骨の錆びの原因になってしまいます。また、コンクリートと一緒に水道管や排水管までひび割れを起こし、浸水や漏水が起きることもあります。

⑥シーリング劣化
シーリングが劣化すると、建物内に雨などが浸入する可能性があります。切れていたりボロボロになっているなど、劣化のサインを見つけたら、早めに交換が必要です。

⑦水漏れ

いちばん緊急度が高いのが、水漏れ。そのままにしておくと、家を支える構造体が手遅れなほど傷んでしまうこともあります。できるだけ早くご連絡ください。