リフォームと建て替えを比較!メリット・デメリットとリノベーションについてもご案内

登録事業者数
1011
(2024年04月29日現在)

リフォームと建て替えを比較!メリット・デメリットとリノベーションについてもご案内

口コミで見つかる、理想のリフォーム会社 リフォーム評価ナビ

エリア選択

ログイン

メニュー

リフォームと建て替えを比較!メリット・デメリットとリノベーションについてもご案内

掲載日:2023年10月27日

築年数の経った家に住んでいると、「リフォームと建て替え、どちらにしたら良いのだろう」と、考える方もいるのではないでしょうか?リフォームと建て替えにはそれぞれメリットとデメリットがあり、希望する内容や予算、工期などを考慮して判断しなければなりません。
  • リフォームするか?
  • 増築や改築、場合によっては減築を検討するか?
  • 思い切って建て替えするか?

  • 大きな悩みどころですね。

    そこで今回は、リフォームと建て替えをそれぞれメリットとデメリットを挙げて比較しました。リフォームする際の見積り工事費用の事例や、混同しがちな「リノベーション」についても解説します。

    そろそろ住宅のメンテナンスが必要だとお考えなら、ぜひ参考にしてみてください。

    リフォームのメリット

    リフォームは建て替えと比べて工期が短く、費用も抑えられるのがメリットです。では、詳しく解説していきましょう。

    工期が短い

    リフォームは、建て替えと比較して工期が短いのがメリットです。建て替えでは住宅の解体から完了まで1年程度かかる場合があるのに対して、リフォームなら規模が大きなものでも数ヶ月程度で完了するケースがほとんどです。

    住みながらリフォームが可能

    リフォームは、工事内容次第ではありますが、住みながら施工できるプランを希望できます。一方、建て替えでは一度解体するため仮住まいの手配をしなければなりません。工事開始と完了後の2回引っ越しする必要があるので、肉体的にも精神的にも負担がかかりがちです。

    仮住まい費用など余分なコストがかからない

    住みながら工事できるリフォームの場合、建て替えなら必要経費となる仮住まい費用や引っ越し代などがかかりません。また、リフォームで手を加える箇所は限定されますので、コストを抑えられます。

    住宅の状態にもよりますが、予算を抑えたいという希望がある場合はリフォームがおすすめです。

    また、リフォームなら必要な箇所を限定的に工事できるのもメリットであり、住み慣れた家の雰囲気をそのまま残せます。

    税制上で優遇されるケースもある

    リフォーム内容によっては、固定資産税の減税を受けられるなど税制上で優遇されるケースがあります。また、国や自治体でリフォーム内容に応じて補助金を用意していて、複数の補助金制度を併せて申請できる場合もありますので、希望するリフォーム工事が対象になるかどうかチェックしてみましょう。

    リフォームで補助金制度を適用するには事前に申請が必要なほか、さまざまな条件があります。希望するリフォーム工事が対象になるかどうか迷った際は、補助金制度に詳しいリフォーム会社に相談すると良いでしょう。

    リフォームのデメリット

    リフォームには多くのメリットがある一方、デメリットもあります。メリットとデメリットの双方をしっかりと把握して、ベストな選択に役立ててください。

    間取りの自由度が限定される

    家の基礎や構造をそのまま残して工事するリフォームでは、工法によっては間取りの自由度が制限されます。柱や階段の変更が必要な工事は建て替えでないと難しく、リフォームでは希望している内容を実現できない場合があるのです。

    老朽化した部分を新築時の状態に戻す工事の場合は、あくまで部分的な改修に留まることから、家のデザインを全面的に変えたい、新しい要素を加えたいといった内容には対応できない場合があるのです。

    大掛かりな改修工事には向いていない

    老朽化した部分や不具合を改修する工事に併せて、大がかりな改修工事には不向きです。例えば、「家族が増えたから部屋を増やしたい」といったようなことまで希望する場合には、かえってリフォームの方が工事費が高くなることも考えられます。それこそ、思い切って建て替えた方がコストも抑えることができる場合もあります。

    建て替えのメリット

    建て替えはリフォームと比較して工期が長くなる、工事費用が高額になるものの、以下のようなメリットもあります。

    家族のライフスタイルに合わせて自由に設計できる

    建て替えは、古い住宅を解体して新築住宅を建てるわけであり、間取りに制限があるリフォームと異なり自由に設計できます。家族のライフスタイルの変化や人数に応じて、思い通りの設計が可能です。リフォームでは対応できない内容を希望している場合は、建て替えも視野に入れて検討してみましょう。

    最新の耐震・制振・免震工事ができる

    住宅の耐震・制振・免震技術は進歩を続けており、ひと昔前よりも優れた耐震・制振性を備えた住宅に建て替えできます。例えば、最新の「制振ダンパー」もさまざまなタイプがあり、ハウスメーカー、工務店によっては、予算に応じて選択可能です。

    建て替えのデメリット

    建て替えにはメリットがある一方、デメリットもあります。建て替えは工期が長く工事費用も高額になるため、デメリットもしっかりと把握した上で慎重に検討しましょう。

    工期が長い

    建て替えでは、まず古い住宅を解体しなければなりませんし、リフォームよりも工期が長くなります。基礎から作り直すわけですから、完成までに1年以上要するケースも想定しておかなければなりません。

    総工事費が高額になる

    建て替えはリフォームと比較すると大掛かりな工事になり、当然ながら工事費用が高額です。建て替えと同時に、外構工事やインテリア等についても手を加えれば、必要なコストは膨らんでしまいがちです。

    最新の法令を遵守する必要がある

    建て替えをしようとした場合、既存の家を建てた時点と法律や条令が改正されているかもしれない点に注意が必要です。現在の法律や条例に基づき、建て替えをしようとすると、家を小さくせざるを得なかったり、そもそも建て替えが不可能だったりすることもあります。ただし、建て替えに限らず大掛かりなリフォームでも、施工規模などによっては最新の法令に適合させることが必要になりますので注意が必要です。

    リフォームとリノベーションの違い

    リフォームや建て替えを検討する際に、「リノベーション」という言葉が登場する場合があります。リフォームとリノベーションには、ざっくり言えば、以下のような違いがあります。

  • リフォーム=経年劣化による建物の損傷を改修し、新築時と同レベルの状態に戻すこと。老朽化した建物の部位を元の状態に戻すことを前提とした工事
  • リノベーション=単なる設備の交換、局所的な改修ではなく、住宅全体あるいは居室全体について、性能向上を図る、あるいは施主の趣味・趣向・ライフスタイルに合わせて全面的に改修を行う工事

  • 中古物件を購入して大規模に改修する工事もリノベーションと呼ばれることが多いです。では、リノベーションには建て替えやリフォームと比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのかも押さえておきましょう。

    建て替えよりもコストを抑えられる

    解体工事が必須の建て替えと異なり、コストを抑えられるのがリノベーションのメリットです。ただし、内容によって異なりますが、限定的に工事するリフォームよりは工事費が高額になる傾向があります。

    デザインの自由度がリフォームよりも高い

    リノベーションは、間取りの自由度が限られているリフォームのような制限がありません。キッチンを大幅に変更したり、部屋と部屋の間の壁を取り払って広々とした空間のリビングにしたりなどが可能です。

    リフォームよりも工期は長い

    リノベーションはリフォームよりも規模の大きい工事になり、工期も長くなります。建て替えと同様に、仮住まいを探す手間とコストが必要です。また、築年数によって耐震面に不安があるとさらに工期が伸びたり、工事費用が増えたりする点にも留意しておきましょう。

    リフォームとリノベーションの違いについては、以下の記事も参考にしてみてください。

    関連記事|リフォームとリノベーションの違い〜自分にあっているのはどっち?!〜

    【場所別】リフォームの費用事例を紹介

    リフォームの見積り費用事例を場所別に紹介します。リフォームを検討する際の参考にしてみてください。

    リビング

    リビングと戸襖でつながっている和室をバリアフリーの洋室にするリフォーム工事の見積り事例です。 

    名称 金額
     仮設工事 9,530~13,448円
     床工事 320,731~434,947円
     壁工事 60,619~88,001円
     天井工事 178,520~253,630円
     建具工事 301,311~360,643円
     木工事 120,634~162,044円
     諸経費 198,269~262,543円

    総計

    1,189,614~1,575,255円

     

    キッチン

    シンクやキャビネットなどパーツが独立して分かれているセクショナルキッチンをシステムキッチンにリフォームする際の工事費用見積り事例です。既存のキッチンと同サイズであり、レイアウトの変更はありません。

    名称 金額
     仮設工事 6,395~9,025円
     解体工事 54,420~76,798円
     床工事 20,746~32,195円
     壁工事 64,109~81,978円
     設備機器・配管工事 704,574~847,130円
     気工事 18,300~26,700円
     諸経費 173,709~214,765円

    総計

    1,042,252~1,288,591円

    洗面所

    既存の洗面台をシステムドレッサーにリフォームする際の工事費用見積り事例です。

    名称 金額
     仮設工事 6,395~9,025円
     解体工事 7,523~10,617円
     木工事 36,828~48,575円
     設備機器 345,465~412,745円
     給排水設備工事 22,599~29,562円
     電気設備工事 9,116~13,300円
     諸経費 85,585~104,765円

    総計

    513,512~628,589円

    参考:住まいるダイヤル「洗面をシステムドレッサーに替える」


    浴室

    在来工法の浴室をシステムバスにリフォームする際の工事費用見積り事例です。  
     
    名称 金額
     仮設工事 9,530~13,448円
     解体工事 46,248~57,063円
     床コンクリート基礎工事 15,722~24,524円
     木工事 46,813~66,063円
     設備機器 542,921~653,846円
     給排水設備工事 68,030~87,197円
     電気工事 18,300~26,700円
     ガス工事 250,442~296,910円
     諸経費 199,601~245,096円

    総計

    1,197,606~1,470,578円

    リフォーム費用の目安については、以下の記事も参考にしてみてください。

    関連記事|リフォームの費用の目安

    まとめ

    リフォームと建て替えにはそれぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが家族の理想を実現できるのかを検討するのが重要です。また、法律や条例、税金が関係してくる場合もあります。リフォームを検討する際は、豊富な実績と信頼のあるリフォーム会社に相談しましょう。

    特集コンテンツ

    知っておかないと損をする?リフォーム優遇制度知っておかないと損をする?リフォーム優遇制度 テーマ別リフォーム特集テーマ別リフォーム特集

    便利なマイページ
    リフォーム完了までサポート

    最大5社まで無料一括見積可能!

    マイページ登録(無料)

    • リフォーム問診票
    • リフォーム事例を見る
    • まずは見積依頼から!
    • 充実の機能をすべて無料で!無料マイページ登録